「何も変わらない」保護者からは不安の声も

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児童5人を巻き込んだ飲酒運転事故から3日。千葉県八街市の事故現場に設置された献花台には、多くの花束や飲み物、お菓子などが手向けられていた。

死亡した小学2年の川染凱仁くん(7)と小学3年の谷井勇斗くん(8)。

2人が通っていた小学校は、事故を受け臨時休校としていたが、7月1日から授業を再開した。

通学路では多くの教職員や警察官が見守ったほか、保護者が付き添って登校する子どもの姿もあった。

事故現場が通学路となっている児童は、現場を歩かずに済むようバスで送迎。しかし、他の道で通う児童にバスは用意されず…。

献花に訪れた人:
危ないですよね。うちの子も事故に巻き込まれたこともあるし、署名運動して「信号つけてくれ。通学路なんで」と言っても全然何も変わらなくて

事故直前に時速50kmで走行か

午後2時すぎ、事故現場に動きが。菅首相が事故現場を訪れ花を供え、警察から事故について説明を受けた。

「帰る途中で酒を飲んだ」と供述し、6月30日に危険運転致死傷の疑いで送検された梅沢洋容疑者(60)。

梅沢洋容疑者
梅沢洋容疑者

防犯カメラの映像などから、トラックは事故の直前、時速50kmほどで走行していたとみられることが分かった。

警察は直前の飲酒や事故の状況を引き続き調べている。

(「イット!」7月1日放送より)