ヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸(20)から先発全員安打で6点を奪った。終わってみれば、今季チーム最多タイの17安打を放った。

先発の二木康太(25)が初回にいきなり3点を失うものの、その裏にすぐさま反撃。レアード(33)の2点タイムリーで1点差に詰め寄る。3回にはキャプテン中村奨吾(29)の同点ソロ、4回は小技と足も絡めて、勝ち越しに成功した。

レアードは5回にも14号ソロを含む3安打の活躍で、打率も2割9分4厘まで上げた。「毎日新しい気持ちでやっているのが好調の理由」と昨年手術した腰の影響も感じさせない。

さらに、打率が2割前半と調子の上がらない安田尚憲(22)も「7番・三塁」として6試合ぶりにスタメン起用され、3安打でレギュラー復帰へ猛アピールした。

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井口資仁監督(46)も安田について「ホームに戻って来て、昼前から特打をした。こうやって調子を戻してくれればありがたい」と復調へ期待を込めた。

ロッテ7-4ヤクルト
(ZOZOマリン・5851人)