“密”を避け、川で楽しめるレジャー「SUP」を体験

コロナ禍の中、人との距離を保ち、広島市内で手軽に楽しめる川のレジャーを体験してきた。

加藤雅也アナウンサー:
時刻は午前7時頃なんですが、爽やかな朝ですね。日光の温かさを感じつつ、ウォーキングを楽しむ人たちの姿もあって、非常に爽やかな朝を迎えています。こちら旧太田川なんですが、ボートなのか何なのか、人の姿が見えます

旧太田川(広島市)
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気になった加藤アナ、さっそく聞いてみると

加藤雅也アナウンサー:
これはボートですか?

女性:
SUP(サップ)です。「スタンドアップパドルボード」です。私たちは、いつもは平和公園へ行って帰ってくるんですけど、きょうは初めて広島を一周、12km

SUPは、ボードの上に立ちパドルを漕いで進むハワイ生まれの水上スポーツで、海や川などで手軽に楽しめるスポーツとして世界中で楽しまれている。コロナ禍でも人との距離を保ち、人混みを避けて楽しめることから、広島でも今、人気のスポーツの1つ。

親子で体験できる! SUPで気分をリフレッシュ

広島市西区にあるスポーツショップ「マジックアイランド」。
コロナの影響で休業した時期もあったが、感染防止対策を施したうえで営業を再開した。

世界遺産の原爆ドームや宮島を巡るコースのほか、小学生でもできるコースもあるため、親子でも気軽に体験できる。

原爆ドームや宮島を巡るコース
 
SUPは小学生も体験できる

この2月から「TSSライク!」の番組MCに抜擢された6年目の加藤雅也アナウンサー(28)。最近、少々運動不足気味なので、SUPで気分をリフレッシュ!

マジックアイランド・西川隆治店長:
ちょっとこのハンドルを持っていただくと

加藤雅也アナウンサー:
あらっ、片手で持てますね。見た目より随分軽いですね

ボードの重さは約10kg、慣れると女性でも簡単に運べる。
加藤アナウンサーも、さっそくボードを持っていざ川へ!わずか徒歩3分で到着。

広島市は、6本の川が流れていることから「水の都」と呼ばれている。
かつて人の暮らしの足だった船の「船着き場」として活躍していた雁木が約400箇所もあり、どこからでも川に入ることができる。

6本の川が流れる「水の都」

まずは入念なストレッチから…

マジックアイランド・西川隆治店長:
パドルを親指と人差し指で挟むように持って、少し空に高く上げていきます

時間をかけて筋肉をゆっくりとほぐしていく。

戦後、広島の歴史を辿る…基町高層アパート・中央公園・原爆ドーム

いよいよ、ボードを担いで川へ。
加藤アナウンサーが挑戦するのは、初心者でも気軽にできる原爆ドームまで約1.5kmのコース。

マジックアイランド・西川隆治店長:
今、マスクしていますよね、マスクを外しましょう

加藤雅也アナウンサー:
いいんですか?

マジックアイランド・西川隆治店長:
マスクを外さないと、このまま落水した時に息ができなくなるので。今から密がないところに行きますから

加藤雅也アナウンサー:
久しぶりです、マスク外して外で空気を吸うっていうのが気持ちいいですね

準備が整ったら、いよいよ出発!
加藤アナウンサーも、こわごわながらボードへ…

加藤雅也アナウンサー:
非常にきれいに先生、滑り出しましたけど、ちょっと勇気が…行けるかな。あっ、行けた、おおっ気持ちいい!

まずは岸に近い場所でパドルの使い方を学ぶ。水に落ちても、腰につけてあるライフジャケットがあるので安心。

マジックアイランド・西川隆治店長:
右手に見えるのが基町高層アパートですね。日本の近代建築の中で、アパートとしては代表的な建物です。戦後復興で基町にバラックが沢山あった時に、ここに大きな高層住宅を建設するというので、日本の中で先進的な取り組みだった

基町高層アパート
戦後復興時の基町 バラックがたくさん並ぶ

基町は爆心地から約1kmの距離にあり、原爆投下後、バラックが立ち並ぶ街となった。
住人の居住を確保するため、基町アパートが建設された。

現在の基町

続いて見えてきたのは、中央公園。

マジックアイランド・西川隆治店長:
ポプラの木の向こう辺りに、2024年にサッカースタジアムができるようになります

中央公園 2024年にサッカースタジアムができる

加藤雅也アナウンサー:
新サッカースタジアムですね

マジックアイランド・西川隆治店長:
ちょうど並木の上あたりに屋根が見える感じになると思うんですよね

2024年開業予定の新サッカースタジアム。アクセスの向上で、広島市や県などは年間の集客目標を220万人に設定している。

新サッカースタジアム :広島市提供

さて、中央公園前にカメラを向けると…サップヨガを楽しんでいる人の姿が。
揺れるボードの上で体幹をしっかり意識して、内側の筋肉を鍛えることができるそうで、今、女性に人気だという。

さて、出発から約30分、漕ぎ方に慣れてきた加藤アナウンサー、いよいよボードの上に立つことに。

マジックアイランド・西川隆治店長:
頭の登頂から立ち上がる感じ、そうするとお腹に力が入ります

見事、立つことができたが…

加藤雅也アナウンサー:
集中しすぎて、景色どころではなくなった

笑顔が強張ってしまう加藤アナウンサー。

加藤雅也アナウンサー:
風が吹いていて気持ちいいですね、夏になるともっと気持ちいいんじゃないですか?

マジックアイランド・西川隆治店長:
そうですね、夏場になってくると今度は海風が上がってくるので

コツをつかみ始めた…と思ったその時、川に落ちてしまった加藤アナウンサー。
こういう時は慌てず、ゆっくりと上がれば問題ない。

加藤雅也アナウンサー:
いや~落ちた落ちた!

マジックアイランド・西川隆治店長:
どうですか、旧太田川は?

ちょっとしたハプニングもあったが、気を取り直して出発!
相生橋の下をくぐったら、短いSUPの旅もゴールはもう目の前。

相生橋の下をくぐる

マジックアイランド・西川隆治店長:
原爆ドームです

加藤雅也アナウンサー:
大きく見えますね。高さもあるように見えますね

被爆の実相を今に伝える世界遺産・原爆ドームだ。

原爆ドームの姿を川面から

マジックアイランド・西川隆治店長:
水面から見ると、原爆ドームが大きく見えるんですよ。改修工事があって、原爆ドームのドームのところの色が変わっているのわかりますか?茶色く塗り直されています

ドーム部分は約30年前の塗料が風化しピンク色だったが、今回の改修工事で焦げ茶色に塗り直され、被爆当時に近い姿となった。

原爆ドーム

2021年で被爆76年。コロナの影響で広島を訪れる観光客は大幅に減少しているが、原爆の惨禍を学ぶためにぜひ訪れてほしい場所だ。

コロナから少し距離をおいて…SUPで自然を楽しむ

さて加藤アナウンサー、初めてのSUPはどうだったのか?

加藤雅也アナウンサー:
風を感じながらの景色がいいですよね。広島の緑と川の青と、そして空の青と。視界が本当に広いので、僕も広島に住んでますけど、知らない広島を見た感じがしました

マジックアイランド・西川隆治店長:
100万人いる大きな都市で、川辺っていうコロナから少し距離を置ける場所が広島の街にはある。川の上という密のない空間で楽しむことができるので、ぜひ体験していただきたいです

(テレビ新広島)