子どもから大人まで人気のトレーディングカード。
2020年から全国各地の神社仏閣で販売されているのが、その名も「神社仏閣カード」。
いま、このカードに石川県内の宮司が熱い視線を送っている。

「地域の魅力に気づいていない」

石川・小松市の梯川に浮かぶ小松天満宮。
360年ほど前に3代・前田利常公によって創建された由緒ある神社。

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ここを訪れたのが、「小松天満宮のカード」を宮司にお披露目に来た岩田翼さん。
岩田さんが2020年発案した神社や寺の歴史、見どころ、ご利益などが手のひらサイズのカードに記された「神社仏閣カード」。

神社仏閣カードを企画した・岩田翼さん:
(地域の方は)観光の目玉はないというんだけど、地域にそこしかない神社があって、その魅力に気づいていない。カードを通じて、思い出に残したり、もう一度巡ってみようという風になったらいいと思って作りました

神社仏閣カードは2020年、岡山県の8つの寺で販売され、わずか半年間で全国62の寺や神社に拡大した。小松天満宮も4月29日からこのカードの販売を始めた。

150年前に出していた"カード"

小松天満宮・北畠能房宮司:
宝物を紹介した、こういう写真なんです。明治期のもの

これは、今から150年前に小松天満宮が配っていたカード。明治政府が観光立国を目指したのに合わせ、宝物などを絵ハガキや写真にして全国各地の神社が配っていたという。

小松天満宮・北畠能房宮司:
それを今回は、新しい形で神社仏閣カードやっているということで、百何十年ぶりのカードかなと

神社仏閣カードを企画した・岩田翼さん:
私、そんなことを100年前にしてると知らずに取り組んでいて

小松天満宮・北畠能房宮司:
資料見てね、聞いたことあるなと思ってん

神社仏閣カードを企画した・岩田翼さん:
勝手に先駆けかと思ってました

目新しいと思われた神社仏閣カードは、150年前のリバイバルだった。

神社仏閣カードを企画した・岩田翼さん:
(神社や寺は)昔からの日本の資産だと思っているので、(カードが)観光に生かしていけたらいい

神社仏閣カードは、一つの神社や寺ごとに3種類が用意され、1枚300円。県内では30の寺と神社で販売されている。

(石川テレビ)