新型コロナウイルスの蔓延は日本の社会に大きく影響を与えている。東京も、そこで暮らす人々の生活も、変化を余儀なくさせられている。

私たち報道カメラマンが撮影した映像から、2021年2月を象徴するカットを繋いでまとめた。

緊急事態宣言が延長され、私たちはさらに我慢を強いられた1カ月となった。その一方で、日本に初めてワクチンが到着し、医療従事者への先行接種が始まった。

コロナに翻弄され続けたこの1年の中で、やっと人々に希望の光が見えたのではないだろうか。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長も決定し、新たな体制のもとでコロナ禍での開催に向け動き出した。

新型コロナウイルスと戦いながら、社会がどう変わって行くのか、カメラマンとして追い、記録し続けたい。

●撮影期間:2021年2月 
●映像内容 
2/2  緊急事態宣言延長を決定
2/12 ワクチン第一便日本到着 森喜朗五輪組織委会長が辞任
2/17 医療従事者にワクチン接種開始
2/18 橋本聖子氏が五輪組織委会長に就任
   丸川珠代元大臣が五輪相に就任
2/22 都内感染者が(11月24日の188人以来)約3カ月ぶりに200人を下回る
2/23 天皇陛下61歳誕生日
2/24 河野ワクチン接種担当相が高齢者の接種スケジュールを発表

辞任会見を行う森喜朗元会長
辞任会見を行う森喜朗元会長
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到着したファイザーワクチン第一便
到着したファイザーワクチン第一便
国内コロナワクチン一例目を受けた国立病院機構東京医療センター 新木一弘院長
国内コロナワクチン一例目を受けた国立病院機構東京医療センター 新木一弘院長

撮影:フジテレビ 撮影中継取材部
編集:大島香織、小嶋拓実、澤井圭介、秋田恵、矢野冬樹、楠瀬琴美、荒牧宗利、岸下怜史、増子駿一、市川敏史

撮影中継取材部
撮影中継取材部