アメリカでアジア系へのヘイトクライム 1年間で約3800件 国際取材部 2021年3月19日 金曜 午前11:05 アメリカでアジア系住民を標的とした「ヘイトクライム」が1年間で約3800件にのぼったことが、アメリカの人権団体の調査でわかりました。 去年3月からの1年間にこの人権団体によせられたアジア系住民らからの嫌がらせや暴力の報告は、アメリカ国内で3795件に上りました。 被害を訴える人は、中国系が42.2%と最も多く、日系の住民も6.9%にのぼっています。 具体的には「あなたたち中国人が新型コロナウイルスを持ち込んだんだ」など、偏見に基づく暴言や、暴力行為なども寄せられています。 国際取材部 世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。 国際取材部の他の記事 ミャンマーでクーデター以降初の総選挙、民主派政党は排除「見せかけの選挙」と国際社会から批判 国際 2025年12月28日 ゼレンスキー大統領が米フロリダ州に到着、トランプ大統領と和平案協議へ ロシア側は譲歩しない構え 合意の道筋示せるか焦点 国際 2025年12月28日 「データが抜かれるのでは…」国産SNS推進で揺れるロシア社会 加速するデジタル統制 国際 2025年12月28日 金正恩総書記がプーチン大統領に新年の祝電「同盟関係は後世にも永遠に継承されるべき貴重な財産」北朝鮮とロシアの結束を強調 国際 2025年12月27日 一覧ページへ