アメリカでアジア系へのヘイトクライム 1年間で約3800件 国際取材部 2021年3月19日 金曜 午前11:05 アメリカでアジア系住民を標的とした「ヘイトクライム」が1年間で約3800件にのぼったことが、アメリカの人権団体の調査でわかりました。 去年3月からの1年間にこの人権団体によせられたアジア系住民らからの嫌がらせや暴力の報告は、アメリカ国内で3795件に上りました。 被害を訴える人は、中国系が42.2%と最も多く、日系の住民も6.9%にのぼっています。 具体的には「あなたたち中国人が新型コロナウイルスを持ち込んだんだ」など、偏見に基づく暴言や、暴力行為なども寄せられています。 国際取材部 世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。 国際取材部の他の記事 北朝鮮外相「狂ったような軍事力拡大」とアメリカ非難 「核衝突の危険を感じている」 国際 2025年10月29日 トランプ大統領が横須賀基地訪問 F-35戦闘機用ミサイルを近く自衛隊に納入表明 高市氏を壇上に招き協力強化アピール 国際 2025年10月29日 アメリカ軍が「麻薬船」4隻攻撃、14人を殺害 ヘグセス国防長官が発表 国際 2025年10月29日 日米首脳会談で「強固な同盟」アピール トランプ氏と財界有力者が夕食会 政治 2025年10月29日 一覧ページへ