アメリカでアジア系へのヘイトクライム 1年間で約3800件 国際取材部 2021年3月19日 金曜 午前11:05 アメリカでアジア系住民を標的とした「ヘイトクライム」が1年間で約3800件にのぼったことが、アメリカの人権団体の調査でわかりました。 去年3月からの1年間にこの人権団体によせられたアジア系住民らからの嫌がらせや暴力の報告は、アメリカ国内で3795件に上りました。 被害を訴える人は、中国系が42.2%と最も多く、日系の住民も6.9%にのぼっています。 具体的には「あなたたち中国人が新型コロナウイルスを持ち込んだんだ」など、偏見に基づく暴言や、暴力行為なども寄せられています。 国際取材部 世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。 国際取材部の他の記事 イスラエルとイラン 攻撃の応酬続く イランは死者220人超 国際 2025年6月16日 韓国・李大統領、日韓は「重要なパートナー」 日韓国交60年でビデオメッセージ 国際 2025年6月16日 「まるで“島流し”」海上の養殖場に犬が2カ月置き去りに…痩せこけ毛並みボロボロ 飼い主「養殖場の魚守る“番犬”」と主張 動物虐待で告発へ 韓国・済州島沖 国際 2025年6月16日 「世界のどの国より速いペース」中国の核弾頭この1年で「100発増」か…ストックホルム国際平和研究所が推定600発に達したと発表 国際 2025年6月16日 一覧ページへ