大好評 室戸のサバPRキャンペーン
今が旬。 高知・室戸のサバをPRするキャンペーン「サバらしい日々」が、2021年も始まった。すき焼き、刺し身、バーガーなど、趣向をこらした注目の鯖料理をたっぷり紹介する。
むろと廃校水族館・若月元樹館長:
(音に反応して動く)ぷるぷるサバです。新鮮です
「室戸のアイデアマン」と言えば、むろと廃校水族館の若月元樹館長。

2020年、館長が企画したのが“室戸のサバ”をPRするキャンペーン、その名も「サバらしい日々」。

サバを使った料理を一律1,000円で食べられるこのキャンペーン。2020年は室戸市内にある10の飲食店が参加し、大好評だったことから、2021年も実施することになった。
体も心もポカポカになる「サバのすき焼き」
室戸では、1年を通してサバがとれるが、実は2月から3月上旬にかけての時期が特においしく、産卵前の丸々太った脂のりの良いサバがよくとれる。
そんな今が旬のサバを楽しんでもらおうと、2021年は、2020年より2店舗多い、12店舗が参加している。

まず訪れたのは、室戸市室津にある創業96年「料亭花月」。

料亭花月・山村邦夫店主:
けさ、揚がったばっかりのサバですね。脂がのってきているということで、間違いなくおいしいかなと
こちらでいただけるのが、室戸のポピュラーメニュー「サバのすき焼き」。肉ではなく、サバを入れるのが室戸流で、昔から地元の人に親しまれてきた味。

高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
おいしい! すごく柔らかい肉質です。軽くかんだだけで、サバのエキスがあふれだしてきました。これはぜいたくだし、心も温まりますね
寒い時期にぴったりの「サバすき定食」には、日替わりの刺し身や、キンメダイのお吸い物も。体も心も温まること間違いなしだ。

鮮度抜群 「室戸サバの刺し身」
続いては、室戸市佐喜浜町にある、大海原が目の前に広がる「ドライブイン夫婦岩」。元漁師の山下元伸さんとイツ子さん夫婦が、約50年前から営んでいる。

ドライブイン夫婦岩 山下イツ子さん:
日替わりです
高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
豪華、光り輝いていますね
ドライブイン夫婦岩 山下イツ子さん:
大敷の朝どれで、とれたばっかりですので
店自慢のメニューが、高知県内では珍しい、室戸サバの刺し身。

毎朝、元伸さんが直接漁港に行き、サバを仕入れているため、その鮮度はピカイチ! 皮を少しあぶることで、よりサバのうま味が増すという。
高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
ぷりぷりしてる。身に弾力・ハリがあって、口の中で押し返してくるような。そして皮の香ばしさ・身のうま味、ナイスコンビネーションです
サバと一緒に楽しめる魚は日替わりで、この日は、今が旬のハガツオが並んだ。さらに、付け合わせには、イツ子さん手作りの副菜がずらり。1つのプレートで、新鮮な魚とおふくろの味、両方を堪能することができる。

ドライブイン夫婦岩 山下イツ子さん:
館長の考えがえいんでね。ほんで私らものってます。(ここのサバの魅力は?)やっぱり新鮮さとイキイキさやね

鮮度の高さはどこにも負けない、室戸サバの刺し身を一度味わってみるべし!
サバのフライと甘めのみそだれがマッチした「鯖バーガー」
最後は室戸市室津から。2020年にオープンしたばかりの「sakko'sキッチン」。

おしゃれな店内で販売しているのは、ハンバーガーならぬ“鯖バーガー”。揚げたサバの切り身にみそだれをたっぷり塗って、バンズで挟むと完成。

高知さんさんテレビ・石井愛子アナウンサー:
一口かんだ瞬間に、サバの風味がふわっと香りますね。おいしい! 甘めのみそだれと、フライしたサバがよく合います
テイクアウトもできる「鯖バーガーセット」には、ポテトやサラダが付いているほか、サバに梅しそを挟んだフライも楽しめる。

むろと廃校水族館・若月元樹館長:
コロナ禍ではあっても、魚はとれているので。せっかく、こんなおいしいサバがとれているのに、新鮮なうちに味わわないともったいないと思いますので、ぜひ県内の方、高知市内からも西部からも来ていただいて、お泊まりいただいて遊んでいただければなと思います

室戸のサバを存分に味わえる「サバらしい日々」は、3月8日、サバの日まで行われる。
むろと廃校水族館では、このキャンペーンで使えるオリジナルチケットを販売している。
チケットは、飲食店だけでなく、キャンペーンに参加している宿泊施設や観光施設でも金券として使うことができる。チケットを購入すると、音に反応して動く「ぷるぷるサバ」のぬいぐるみももらえる。
(高知さんさんテレビ)