蔵の街・喜多方に誕生した宿「hatoba」。
支配人の木元葉菜さんが、元々あった蔵の趣を活かしながら作り上げた、ゆっくり滞在するための宿です。
■ 蔵の趣ある客室
喜多方市の調査によると、市内を訪れる観光客の約7割(71.6%)が滞在時間5時間未満という結果が出ており、街をもっと深く楽しんでもらいたいという思いが宿づくりの背景にあります。
客室は、蔵の壁や梁をそのまま残した落ち着きある空間で、歴史を感じる素材と現代的なデザインが自然に調和しています。
チェックイン時には、地元の菓子店「お菓子のヤマグチ」の菓子と、清水薬草店の薬草茶が用意され、静かに自分と向き合えるひとときを過ごせます。
■ 土地に触れる体験
客室内には会津の伝統工芸品が随所に置かれ、手になじむ質感が滞在に温かさを添えます。
部屋着には会津木綿を採用し、伝統の風合いを身近に感じながらリラックスできます。
季節に合わせた薬草風呂や薬草茶、宿がセレクトした郷酒やコーヒーなど、滞在の中で楽しめる“ささやかな体験”も魅力です。
土地ならではの感覚にふれることで、心身がゆっくりほどけていくような時間が流れます。
■ 町と味わう夕食
夕食は、町にあるレストラン「会津 田舎家」と連携した専用コース(7,000円/人)を提供。
喜多方はもちろん会津地方の食材がふんだんに使われ、hatobaに宿泊する人のために仕立てられた特別な料理が並びます。
コース内容は季節や仕入れによって変わり、当日のお楽しみ。
この日は、喜多方市の「小野豆腐店」の豆腐が提供され、濃厚で豆の風味とクリーミーな後味が印象的でした。
■ 喜多方の新たな宿
「hatoba」という名前には、“波を止める場所=自分のリズムを整える場所”という意味が込められています。
日常で疲れを感じたときに、喜多方の街をゆっくり楽しんでほしいという思いから生まれた宿です。
喜多方市の観光客入込数は、
・令和5年:156.2万人
・令和6年:149.2万人
・令和7年:143.1万人
と、この3年で減少傾向が続いています。
支配人の木元葉菜さんは「hatobaをきっかけに喜多方を訪れるリピーターを増やしていきたい」と話していました。
敷地内ではカフェを建設中で、今月18日にグランドオープン。
23日までの6日間はイベントも行われる予定です。
喜多方の新たな楽しみ方として、ぜひチェックしてみてください。
《hatoba》福島県喜多方市三丁目4834
公式サイト:https://hatoba-kitakata.jp/
