福島県浪江町に食や仕事、防災の機能を備えた地域連携型の複合施設「EVGARDENなみえ」がオープンしました。地元食材を生かした多彩なグルメや災害時の電力供給など、地域と人をつなぐ注目の新拠点の魅力を紹介します。
■地域とつながる
EVGARDENは、飲食店やオフィススペース、イベント会場などを備えた複合施設です。福島市に続く2施設目として、2026年11月3日に浪江町大字権堂に開設されました。
これまで浪江駅前にあった「浜通り地域デザインセンターなみえ」も施設内へ移転し、地域の交流拠点としての役割を担います。
■災害時支える拠点
施設は人が集い交流する場としての役割に加え、災害時には電気自動車(EV)を活用して地域へ電力を供給できる拠点としても機能します。
TuttineKitchen支配人の木戸瞳さんは、浪江町に開設した思いについて「モビリティやエネルギーを通じて地域に貢献できることがあるのではないかと考えました。地域の皆さんが交流できて、災害時には皆さんを支えることができる拠点になることを目指しています。また、小中学生の皆さんが放課後気軽に立ち寄っていただける施設を目指しています」と話します。
■時間帯で異なる飲食
施設1階では、時間帯によって異なる店舗を営業しています。
午前7時から11時まではコーヒースタンド「BooBooCOFFEE」が営業。
午前11時から午後3時までは「TuttinoKitchenなみえ」がランチ営業し、平日は午後5時から9時まで予約制のディナー営業も行います。
■地元食材で魅力発信
店内では、浪江ブランドのタマネギ「浜の輝き」を使った「浜の輝きとパンチェッタのリングイネ トマトソース」(1,760円)や、請戸産のシラスを使った「請戸の名品しらすのスパゲッティ ペペロンチーノ」(1,540円)など、地域食材を生かしたメニューを提供しています。
食のつながりについて木戸さんは「請戸のしらすや浜通りのタマネギなど地元にゆかりのある食材を取り入れており、そこを通じて地域の魅力を発信していきたいと考えております」と語ります。
■国道モチーフの珈琲
施設では、浜通りをモチーフにしたオリジナルブレンドコーヒー「Route06」も提供されています。
木戸さんによると「コーヒー豆それぞれに福島県の幹線道路の番号をつけており、国道6号線を通るイメージでルート06の豆をご用意しています」とのこと。苦みと酸味のバランスが取れた一杯を楽しむことができます。
地域の魅力を発信しながら、人と人、人と地域をつなぐ新たな交流拠点として今後の展開に期待が集まっています。
《EVGARDENなみえ》浪江町大字権堂字下続町16-6
【営業時間】
モーニング 午前7:00~午前11:00
ランチ 午前11:00~午後3:00
ディナー 午後5:00~午後9:00
【定休日】火曜日
【電話】0240-23-4575
