岩手県花巻市の小学校で11月6日、建築士の団体による出前授業が行われ、児童が住宅の構造について理解を深めました。
この出前授業は県建築士会花巻支部が毎年開いているもので、花巻市立笹間第一小学校の6年生14人が参加しました。
はじめに児童たちは住宅の屋根を支える梁として使われている約100kgの木材の下に寝転がり、それを持ち上げてみることで、下敷きになる怖さを体験しました。
その後、児童が取り組んだのは高さ2.5mの住宅模型を揺らす体験です。補強が施されていないと大きく揺れてしまいますが、柱と柱の間に「筋交い」と呼ばれる部材を入れ、さらにベニヤ板を加えることで建物の強度が高まります。
児童たちは耐震補強の大切さを学んでいました。
参加した児童
「(模型は)すぐ倒れそうな感じだったけど、補強してから揺れなくて補強が大事だってことが分かった」
「(木材は)もう少し簡単に持ち上げられるかと思っていたが、予想以上に重くてびっくりした。まずは家具の固定からやってみたい」
県建築士会花巻支部では「地震に備えるには今の基準に沿って補強することが大切で、心配な場合は耐震診断を受けてもらいたい」と話しています。
