4年前の豪雨で被災し、現在も一部区間で運休が続くJR米坂線。その復旧に向け、新潟県と山形県の足並みが揃うのかが一つの焦点となる中、11月4日、両県の知事が顔を合わせました。
4日、山形県で開かれた北海道東北知事会議。
山形県の特産『ラ・フランス』のかぶりもので笑顔を見せた花角知事と山形県の吉村知事ですが、米坂線の復旧のあり方をめぐっては考えが異なっています。
沿線自治体の村上市と関川村がバス転換を認める姿勢を示したことを受け、花角知事は…
【新潟県 花角知事】
「山形県側の事情、あるいは新潟県側の事情は違うので、別々に判断するということもあるかもしれない」
このように話し、10月、事務方レベルでバスの利便性についての議論を開始しました。
一方、バスなどへの転換を検討しながらも鉄道復旧の選択肢を除外することに慎重な山形県。
吉村知事は先週、「新潟側だけどんどん進めるのはいかがなものか」「足並みをそろえて進めるのが望ましい」と話していました。
会議後、改めて両県の足並みについて問われると…
【山形県 吉村知事】
「『今後、やはり一緒に進めていけるようにやってきたいと思う』と申し上げているので、随時、新潟県とも話し合いをしながら進めていきたいと思っている」
【新潟県 花角知事】
「吉村さんとは普通にコミュニケーションを取れる関係だと思っているので、必要に応じてこれまでもコミュニケーションを図ってきたつもり。足並みを揃えてやってきたと思うが」
ただ、バスやBRTの実証運行をJRに求める山形県に対し、新潟県側はすでに代行バスを運行していることから「実証の必要性はない」との考えで意見が食い違います。
【花角知事】
「もう、(被災から)4年経ったという中で『早く出口を』と思っている方々も大勢いると思う。最適な出口を探していかなくてはいけないと思う」
新潟県は年度内に次回の復旧検討会議の開催を目指しています。
