アメリカの中間選挙で共和党が歴史的な大敗を喫しました。
トランプ大統領の今後の政権運営が注目されています。
関税など、経済政策はどうなるのか。
日本国内からも期待と不安の声が上がっています。
お昼時、東京・中央区京橋のお店「BEEF UP TOKYO」では、ビーフステーキに多くのお客さんが舌鼓を打っていました。
そんなこちらの店でも特に人気が高いのが、ジューシーで肉々しく、牛本来の風味を楽しめるというアメリカ産の牛肉だといいます。
BEEF UP TOKYO・山下耕司代表:
(Q. 看板メニューは?)このハラミステーキがアメリカ産の牛肉で、非常に人気があります。赤身肉なのでさっぱり食べていただける。
しかし、そんなアメリカ産の牛肉は、トランプ政権のこの2年間、円安などの理由で価格上昇に歯止めがかからず、そのあおりを受け、2025年は税込み1680円だった看板メニューのハラミステーキ(200グラム)は、現在は1800円に値上げされ、年内にはさらに2500円への値上げも予定されているといいます。
BEEF UP TOKYO・山下耕司代表:
オーストラリア産とかメキシコ産なども取り入れたりしているんですけど、やっぱりアメリカ産の方が人気なのでどうしても影響は受けやすい。
そんな苦境の中、飛び込んできたアメリカ中間選挙での民主党圧勝、そして、トランプ共和党の歴史的大敗の一報。
ステーキ店の客は「お肉好きだから下がってほしいです」と話し、山下代表も「とにかくトランプさんのいろいろな政策があるんでしょうけど、円高に向けて少しずつ何かが変わってくるんじゃないかなと」と話し、この選挙結果が円高、そしてアメリカ産牛肉の価格下落につながることを願っていました。
ただ、選挙結果が判明したあとのトランプ大統領の発言からは、アメリカ政治のさらなる混迷と行き詰まりが浮かび上がります。
トランプ大統領:
民主党とはうまくやっていけるだろう。彼らが有害なことをしなければだが…。ただ私には「拒否権」がある。
勝利した民主党との協調姿勢を見せつつも、前日に自らのSNSでも触れていた議会の法案などへの「拒否権」の存在に改めて言及したトランプ大統領。
さらに、共和党の敗因のひとつが、イランとの戦闘に伴うガソリン価格の上昇だったことを認めた一方で、自らの決断は正しかったとも強調しました。
トランプ大統領:
同じ状況が再び訪れたとしても、同じ選択をするだろう。長期的にはそれが唯一の解決策だからだ。イランに核兵器を持たせるわけにはいかない。
そんな中で、この先のガソリン価格はどうなるのか。
4日のニューヨーク原油市場での先物価格は、イランとの戦闘終結を期待してか、約1カ月ぶりの安値水準となりました。
東京都内にあるガソリンスタンド「ENEOS ハイウェル上高井戸SS」では5日、1リットル当たり178円でしたが、スタンドの担当者は「(価格)動向どうなるか、ちっとも分かりませんけど、きのうきょうのニュースだけなんで、はっきりこれだっていうことは分からない」と話します。
価格の先行きは不透明との声が上がる中で、12月からは政府による補助金の段階的縮小が決まっています。
ENEOS ハイウェル上高井戸SS・斎藤加世子取締役:
(Q. 12月以降は値上がる可能性も?)多分そうなると思います。今まで政府でカバーしていたのが徐々に上がっていくと、200円近くになるのでは。
