参加者2人が死亡する事故が起きた岡山市の裸祭り、西大寺会陽の将来的な在り方を検討する委員会が11月5日に開かれ、2028年以降は宝木争奪戦を継続する方針で申し合わせました。
委員会は28年以降の将来的な祭りの在り方を検討するものです。外部の有識者らで構成され、5日に5回目の会合が開かれました。
2026年2月、岡山市東区の西大寺観音院で行われた西大寺会陽では、宝木争奪戦に参加していた男性3人が意識不明の重体となりました。その後、1人は意識が回復しましたが、2人が死亡しました。
委員会は5日、岡山県内の約450人を対象にしたアンケートで、全体の73%が宝木争奪戦を継続すべきと回答したことを明らかにしました。その上で、28年以降、安全対策を講じながら宝木争奪戦を継続する方針で申し合わせました。
また、事故の原因については、投下された宝木が本殿から外れて階段の方向に飛んだことで「なだれ」が起きたとし、安全対策として平坦な場での開催などの案が出されているということです。
(西大寺会陽あり方検討委員会 杉山慎策委員長)
「(安全対策案は)20以上あり、その中で実現可能性や効果を色々な人の意見を聞きながらまとめている段階」
一方、27年の祭りについては主催団体の奉賛会が事故の再発防止策が定まっていないとして宝木争奪戦を中止することを決めています。
委員会は12月3日の会合で再発防止策をまとめ、24日に提言を奉賛会に提出するとしています。
