台風30号が列島に接近しています。
今後の進路について、徳田留美気象予報士とお伝えします。
遠藤玲子キャスター:
台風30号は日本の南の海上を北上していますが、最新の状況はどうなっていますか?
徳田留美気象予報士:
今の状況を見てみますと、再び猛烈な勢力となりました。台風の目がしっかりと見えていまして、中心気圧が900hPaと今が最も発達している状況です。アメリカの基準では、この台風を「スーパー台風」と呼んでいます。
遠藤玲子キャスター:
そんな「スーパー台風」ですが、最新の進路図を見ていきます。このあと、台風は沖縄に接近し、大きくカーブして本州方面に向かいそうです。
徳田留美気象予報士:
ただ、まだ予報円がかなり大きいですよね。ブレも大きい状況で、進路によっては日本への影響がまだかなり変わってきそうなんです。まず、進路の西側を見ると、台湾や大陸があり、この辺りに直撃しますと急速に衰えて、もしかしたら台風でなくなる可能性もあるんです。一方で、東側のルートだと、まだ海面水温が高い海上を通るので、あまり衰えないまま九州や場合によっては本州に接近・上陸する恐れもあります。そして進路に当たる本州付近では、いまだに秋雨前線が停滞している状況です。例年ですと、南の海上に下がっていることが多いんですが、2026年はいまだに停滞しています。台風から湿った空気が送り込まれて、今後活動が活発になる可能性もあるんです。
遠藤玲子キャスター:
つまり台風の接近前から大雨に警戒が必要ということでしょうか。
徳田留美気象予報士:
そうですね、その辺りを含めて雨の予想で見ていきたいと思います。気象庁のスーパーコンピューターによる今後の1つの予想です。21日午後6時から見ていきますと、台風30号は徐々に北上して23日のお昼ごろに石垣島に最も接近する見込みです。八重山地方の最大瞬間風速が60メートルと走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹き荒れそうです。週末はさらに北上して大陸のほうへ向かう予想ですが、九州から関東にかけては秋雨前線の雨雲がかかり、西日本では大雨の恐れも出てきています。その後、台風はいったん大陸に向かい、週明けになると台風本体の雨雲は弱まりながら本州の方へ進んでいきそうです。
