千葉、神奈川の両県で15人が犠牲となった台風25号。
大雨による甚大な被害の発生から、21日で1カ月となりました。
成田市などにまたがる印旛沼では堤防が決壊。
広い範囲で冠水被害が出ました。
約5万匹のウナギが流された養殖場。
9月25日に取材した時と比較すると、浸水被害は徐々に解消されていますが、その爪痕はいまだに残されていました。
印旛沼漁業協同組合・岸信雄さん:
水の災害大変だなと思いましたね。そこら中ドロドロじゃないですか。大変ですね、もう。まずはもう使いものにならないんで、とにかく片っ端から捨てましたね、ほとんど。
養殖場では今も変電設備が修復できず、水温を保つボイラーが使えないほか、井戸の一部も使えない状況が続いています。
印旛沼漁業協同組合は、ウナギの稚魚を仕入れ、2027年3月までの養殖場の復旧を目指しています。
印旛沼漁業協同組合・岸信雄さん:
起きちゃったことは受け入れるしかない。受け入れて一歩ずつ復旧していければいいかな。
浸水被害に遭った、君津市にあるイチゴ農園。
渡邉苺園・渡邉信幸園主:
ここまで浸水した。ベンチがひっくり返ってしまって、散乱した状態だった。
9月24日に取材した時には、ハウスの中は浸水した水でイチゴの苗を育てる台がぐちゃぐちゃに壊れ、物が散乱する状況でした。
それが1カ月でイチゴの苗が育ち、災害前の状況にまで戻りつつありました。
渡邉苺園・渡邉信幸園主:
当時植え付けができないということで、最悪2~3000万の被害になるかと思っていたが、どうにか植え付けできたので、そこまで被害は大きくならずにすんだ。
イチゴ園は2027年1月中旬ごろの再開を目指しているということです。
渡邉苺園・渡邉信幸園主:
年末年始はお客さん多いので、イチゴが使えないのは被害額が大きくなる。
