オウム真理教の後継団体「アレフ」について、FNNは幹部らの会議の音声を新たに入手した。教祖の松本智津夫元死刑囚の次男とされる人物が、被害者への実質的な賠償金の支払いをめぐり、「支援機構に送金することは多分金輪際ない」と発言していたことが初めて分かった。
「アレフ」幹部による会議の音声
今回入手した音声データは「アレフ」の幹部による会議の一部で、5年分に及ぶ。

松本元死刑囚の次男について、公安調査庁は2025年「2代目グル」を自称し、組織を主導していると認定している。

次男とされる人物(2018年):
もう支援機構に送金することはたぶん、金輪際ありません。

次男とされる人物は、オウム事件の賠償金の回収を進める被害者支援機構に“送金しない”との趣旨の発言を行い、実際、アレフはこの年から機構への支払いを停止している。

次男とされる人物(2023年):
被害者弁護団っていうか、どこに被害者いるのよ?
そういうときは、『自称被害者弁護団』とかね。
「戦えるんなら戦うべきでしょ」
さらに義務づけられている公安調査庁への報告については…。

次男とされる人物(2021年):
報告出すってのは、相手に屈服することなんですよ。
そういうこと分かってます?
戦えるなら戦うべきでしょ。

アレフは「被害者への補償をこれからも継続していく」とコメントしているが、音声により、次男が被害者への実質的な賠償金の支払いの停止などを主導しているとみられることが明らかになった。
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