在日ロシア大使館は北海道新聞の日本人記者がスパイ容疑で拘束された問題をめぐり、日本政府から受けた抗議を「断固として拒否した」と発表しました。
在日ロシア大使館は15日、ノズドレフ駐日大使が14日に日本の外務省に呼び出され、中村仁威欧州局長と面会した際に日本政府から受けた抗議を「断固として拒否した」と明らかにしました。
その上でノズドレフ氏は、日本の情報機関がロシアで活動する日本人記者を含む民間人を取り込み、ロシアの安全保障や防衛能力を損なう目的で非公開情報を収集させていると主張したということです。
そして、こうした日本側の試みは「容認できない」と強調し、ロシア当局が過去にも同様の試みを繰り返し阻止してきたと説明したとして、記者に対する捜査はロシアの法律に従って進めると述べたということです。
また、ノズドレフ氏は、中国・黒竜江省の代表団による北方領土・択捉島訪問をめぐる日本側の抗議についても反論し、中国との地域間交流や経済協力を今後も拡大していく方針を示しました。
