福岡県朝倉市の江川ダムで深刻な渇水が続き、貯水率は18%まで低下。1994年の平成の大渇水以来となる過去2番目の低水準に迫り、時間断水の可能性も懸念されている。
ダムが渇水 底が一部剥き出しに
14日は全国的に雨模様となったが、一方で深刻な渇水に見舞われている場所があった。

福岡・朝倉市にある江川ダムだ。
現在の状況は…。

水資源機構 筑後川上流総合管理所・黒田浩一副所長:
現在(満水時から)約33メートル下の所に水面がある状況。かなり水位が下がっている状況。
満水時のダムは木が生えている場所まで水位が達するが、14日の貯水率はわずか18%。
ダムの風景は一変している。

水資源機構 筑後川上流総合管理所・黒田浩一副所長:
この時期からの降雨は少なくなる。少し心配な状況。福岡では平成6年(1994年)にも大きな渇水が発生している。
32年前にもダムが直面した危機的な渇水。
当時の記者リポート:
私は今、福岡県の水がめ江川ダムの上空を飛んでいますが、ダムというよりはまるでため池のように無残な有り様です。
“平成の大渇水”とも呼ばれた当時の映像。
江川ダムは底が一部剥き出しになっていた。

現在の水位は、1994年の渇水時以来となる過去2番目の低水準に迫っているという。
特別に許可を得て、取材班はダムの底へ。

水が干上がり、底の土は剥き出しとなり、ひび割れが生じている箇所もあった。
そして目に飛び込んできたのは、建物の壁とみられるもの。
かつて人々が暮らしていた集落の跡が現れた。
福岡・朝倉市の8月降水量は平年の約1割
なぜダムの渇水は続くのか。
9月には、平年の1カ月半ほどにあたる雨がたった1日で降った福岡県。

しかし、ダムがある朝倉市では2026年8月の降水量はわずか24mm。
平年の1割ほどにとどまっていたのだ。

水資源機構 筑後川上流総合管理所・黒田浩一副所長:
状況によっては時間断水といった対策が考えられてくる。
(「イット!」10月14日放送より)

