感染が広がっているインフルエンザ。福岡県内では、2025年の同じ時期の4倍以上の感染者が出ている。
学校単位など集団での感染者が増
例年より早い感染拡大に医療機関も警戒を強めている。福岡市西区の『やまもとホームクリニック』には、取材した日(10月13日)も発熱などの症状を訴え、病院を訪れる人が後を絶たなかった。このクリニックでは、インフルエンザの感染者がここ数日1日あたり3~4人と増えてきているという。

医師も危機感を露わにする感染拡大。山本希治・院長は「だいたい例年に比べて、ひと月程度、流行の時期が早い」と話す。

福岡県内では、9月から感染者が増え始め、10月4日までの1週間の報告数は、1医療機関あたり8.97と、2024年・2025年の同じ時期と比べ大幅に増えている。

また、地区別に見ると福岡地区は13.20と、今後4週間以内に大きな流行の発生する可能性がある基準の『10』を超えていて、既に注意報レベルとなっている。

山本院長は「運動会とかですね、お子さんとかの集まりがあるのは、もちろんなんですけど、やっぱり学校単位とかの集団で感染される方が多くなると、それに伴って、ご家族とか、そういうとこまで感染が広がっているのが要因じゃないかなと思います」と分析する。
早めのワクチン接種を呼びかけ
そうしたなか、感染を予防するのに効果があるとされるのが、やはりワクチン接種。『やまもとホームクリニック』でも10月から開始し、この日も接種を受ける人たちが多く訪れていた。

接種者の男性は「去年、久し振りにインフルエンザ罹患して、結構、しんどかったんで、今年は早めにちょっと対策しようかなと思いまして」と話す。

感染が拡大するなかで、医師は早めの接種を呼びかけている。

「特に今年に関しては、流行の時期が早まっていますので、できるだけ早めにワクチンを打つことによって重症化を防げるというのは、一番、大事な対策なんじゃないかな」(山本希治・院長)
(テレビ西日本)

