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大地震の可能性は?Sランクの日奈久断層帯八代海区間 専門家指摘の注意点【熊本】

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熊本地震から2カ月余り、今回の地震でずれ動かなった日奈久断層帯の八代海区間についてお伝えします。

大地震が起きる可能性について専門家を取材しました。

【九州大学地震火山観測研究センター長 松本 聡 教授(地震学)】
「地震の発生数としては減少傾向にあると思う。しかし、さらに大きい規模の地震がないとは言い切れないところではあるので十分注意が必要」

気象庁のまとめでは7月28日から10月6日までの体に感じる地震は833回。
1日当たりの地震の数は徐々に少なくなってはいますが、平常時に比べるとまだ多い状態が続いています。

地震学が専門で『九州大学地震火山観測研究センター長』の松本 聡教授に話を聞きました。

【九州大学地震火山観測研究センター長 松本 聡教授(地震学)】
「(7月の地震は)10年前の熊本地震の影響を受けて南西部、(日奈久断層の)延長部で発生したと考えている」

7月に発生した地震は日奈久断層帯の「高野・白旗区間」と、「日奈久区間」の一部が長さ30キロから40キロにわたってずれ動いたことで起きたとされています。

【九州大学地震火山観測研究センター長 松本 聡教授(地震学)】
「(7月の地震が)滑っていない〈八代海区間〉に力を及ぼしていたことは確か。地震が起こりやすくなるセンス(方向)の力が働いているのも事実」

国の地震調査委員会も「八代海区間」について地震の切迫度が最も高い『Sランク』の活断層と評価。

今後30年以内にマグニチュード7.3程度の大地震が起きる確率を「ほぼ0%から16%」としています。

【九州大学地震火山観測研究センター長 松本 聡教授(地震学)】
「ただ、起こるのが明日かもしれないし、100年後かもしれない。〈八代海区間〉で地震が起こったら(上下に動く)正断層成分があるので海底の変動が大きくなる可能性がありそれによって津波が発生することも考えられる」

津波への注意を呼びかける松本教授。
「飽きない、疲れない」地震への備えを進めてほしいとしています。

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