第2次高市改造内閣の発足後初めてとなる臨時国会が召集されました。
フジテレビ政治部・木村祐太官邸キャップとお伝えします。
──高市総理は衆参両院の本会議で所信表明演説に臨んだが、どこに重点を置いた演説となった?
総理周辺に話を聞くと、「『経済』と『暮らしの向上』に重点を置いた」と強調していました。
高市総理:
高市内閣の最優先課題は「経済」の力で国民の皆さまの暮らしを守り、「希望ある未来」を切り開くことです。日本経済はいま、「企業が投資する」「賃金が上がる」「消費が伸びる」という、「成長の好循環」の道に踏み出せるかどうかの分岐点に立っています。
演説は5つの大きなテーマがあり、「強い経済の実現」に最も多くの時間を割きました。
「経済」に関連して、この国会の最大の焦点となる食料品の消費税減税法案について、高市総理は「家計に少しでも『ゆとり』を生み出したい。そのための法案です」と説明しました。
また、財源の確保については、赤字国債に頼らず確保するとして「ご心配には及びません」と強調しました。
一方で、5つのテーマの中では、「防災」の重要性も掲げました。
高市総理は、特に災害が起きる前に人命や経済的被害をおさえる「事前防災」を重視していて、「集中豪雨などによる人身被害の未然防止」について触れた上で、アンダーパスの対策などにも具体的に言及しました。
──簗農水大臣による「予算カット」発言の波紋が広がる中、消費税減税など国会への影響は?
5日午後3時半ごろ、簗大臣が国会内で取材に応じ、発言を撤回し謝罪しました。
簗農水大臣:
発言について撤回し、おわびをいたします。このような発言をしたことは不徳のいたすところであり、深く反省しております。
簗大臣は先週、会見を開いたものの「誤解を招いた」という釈明にとどまり、身内の政府与党内からも「素直に謝っていない」と逆に不評を買っていました。
5日の謝罪はそうした声を受けたもので、自民党内から早速、「最初から謝ればよかったのに」との声が漏れてきています。
そして、簗大臣は5日、謝罪に続き「引き続き務めを果たす」と述べたものの、野党幹部は早速、「今週の代表質問で総理の任命責任を問う」との構えを示していて、国会審議への影響は高市総理にも及ぶ形でまだ続く見通しです。
