大分の旬の味覚をお伝えする「大分自慢」。今回は、宇佐市の特産品・枝豆です。
緑豊かな畑が広がる宇佐市。実は大分県内で一番の枝豆の産地だということをご存じでしたか。
年間およそ11トンを生産し、7月から10月にかけてさまざまな品種が出荷されています。
そのおいしさの秘密を探るため、現地の生産者を訪ねました。
「黒豆由来の独特の匂いと甘さが特徴」
一面に広がる枝豆畑で栽培されていたのは、「クロダマル」という品種です。
宇佐の特産ブランドで、黒豆由来の独特な香りと甘みが特徴です。
10月上旬から下旬までの短い期間しか市場に出回らない、希少な枝豆です。
これからまさに旬を迎える「クロダマル」をはじめ、宇佐の枝豆をもっと多くの人に食べてほしいという思いから、今年、市内の生産者が集まり「枝豆の生産部会」が発足しました。
部会の発足により、生産者同士の情報共有が進んでいるそうです。
ーー酒井勝洋さん「部会立ち上げたんで、まあ、もっと安定した収量を目指して、宇佐市が枝豆の産地として有名になっていくようにしていきたいと思います」
品質を支える手作業での選別
生産者の思いが詰まった枝豆は、選果場へと運ばれます。
持ち込まれた枝豆は、まず葉などを取り除く粗選別が行われ洗浄の工程に入ります。
その後、選果ラインで人の目を通して一つひとつ選別され、袋詰めされます。すべての工程がほぼ手作業で行われることです。
こうして丁寧に選ばれた枝豆は、大分県内はもちろん、福岡や北九州の市場へも運ばれ、店頭に並びます。
甘みが特徴的な「鈴だるま」
取材の日、選別されていたのは「鈴だるま」という品種。甘みが強いのが特徴です。
特別に、茹でたての枝豆を試食させていただくと、豆の味がとても濃い。1粒1粒がしっかりしていて、小粒ですがしっかりと豆の味を感じることができます。
さらに収穫したてならではの鮮度の良さも豆本来の味を際立たせていました。
宇佐市が誇る自慢の枝豆を、食卓へ
手間暇かけて作られた宇佐の枝豆。これからの時期は、希少な「クロダマル」が旬を迎えます。
「10月の上旬から下旬までクロダマルの出荷があります。宇佐市が誇る自慢の枝豆を、食べてくださーい」と、関係者は語ります。
そのまま食べてもおいしいのはもちろん、ポテトサラダやスープに入れれば彩りも豊かになります。また、シンプルに焼くだけで、香ばしい一品としても楽しめます。
忙しい毎日の食卓にも手軽に取り入れられる、宇佐の枝豆。ぜひ味わってみてください。
