10月1日で告示まで1カ月、16年ぶりに新しいトップを選ぶことになる福岡市長選挙にはすでに12人が立候補を表明しています。
混戦となり再選挙になる可能性も取りざたされています。
4期務めた現職の高島宗一郎市長が出馬しないことになった福岡市長選。
11月1日の告示に向けこれまでに12人が会見して立候補を表明しました。
来年春の統一地方選をにらんで知名度の浸透を目指す政党の思惑もあり、過去最多だった2010年の8人をすでに大きく上回っています。
選挙管理委員会の担当者に聞くと…。
Q.こういう状況は想定していたか
◆福岡市選挙管理委員会事務局 石田祐介 選挙課長
「この時期にこれだけ多くの方が(出馬)表明というのは、率直に言って驚きをもって受け止めています」
Q.もともと何人ぐらいまでという想定だったか
◆福岡市選挙管理委員会事務局 石田祐介 選挙課長
「明確に何人想定というのはないんですけれども、そうは言っても準備のために例えばポスター掲示場の区画枠などは8区画を現時点では準備をしているという状況です。どこかの時点で立候補者の数は見極めた上で、必要があれば対応を取らなければならないと思っています」
ポスター掲示板の設置は市内に1800カ所以上で、当初、市長選にかかる費用は7億円と見込んでいましたが、さらに大きく増えるのは避けられません。
その上、多大な作業を迫られる事態になる可能性も取りざたされています。
それが再選挙です。
いずれの候補者も有効得票数の25%に達しなかった場合、選挙は「当選人なし」となって、異議申立期間を経て50日以内に再度、選挙が行われます。
Q.福岡で再選挙の例はあるか
◆福岡市選挙管理委員会事務局 石田祐介 選挙課長
「福岡市長選挙では過去そういう例はございません」
Q.再選挙になった場合は
◆福岡市選挙管理委員会事務局 石田祐介 選挙課長
「今後、必要になった場合には、しっかり準備をしなければならないと思います」
政令市長選で実際に再選挙となったのが2003年の札幌市長選です。
雪が残る3月に告示された選挙には7人が立候補して激しい選挙戦が展開されたものの、いずれも法定得票数に達しなかったため、再選挙となりました。
再選挙に改めて立候補したのは4人。
その後も立候補取りやめやライバル候補同士の連携など、めまぐるしい展開となりました。
市民には選挙疲れがあったのか、投票率は当時の過去最低を更新し、2カ月あまりの長い市長選が幕を下ろしました。
今度の福岡市長選はどうなるのでしょうか?
◆福岡市選挙管理委員会事務局 石田祐介 選挙課長
「裏を返せば、市民の方に多様な選択肢を提示されるということでもあるので、いろんな立候補者の方がいろんな主張をされて、それが選挙の活性化につながって、多くの市民の方が選挙に来ていただく、投票いただくということにつながれば、われわれとしてもありがたいかなとは思ってます」
