性的マイノリティ、いわゆるLGBTQなどへの理解を深め、誰もが自分らしく生きられる社会をめざすイベント『とやまプライドマーチ』が富山県内で初めて開催されました。
プライドイベントは性的マイノリティの尊厳を訴えるもので、日本では1990年代に東京で始まり、北陸では5年前に初めて石川で開催され、地方に広がっています。
県内でも、3年前に同性婚や事実婚カップルの関係を公的に証明する「県パートナーシップ宣誓制度」が始まるなど、少しずつ社会が変化していることから、県内で支援や啓発活動をしている団体などが実行委員会を作り、準備を進めてきました。
21日は、県内をはじめ、京都や青森など、全国の支援団体なども参加し、総勢約150人で富山市の中心商店街を歩きました。
*関西から参加した人
「関西から参加しました。(沿道の)反応が温かい。すごく手を振ってくださる方がいたり」
*富山県内の参加者
「性とか、生い立ちとかで差別のない、誰もが自分らしく生きられる社会になれたら。富山県でもそういうことができたらいい思う」
*新潟の支援団体
「新潟から来ました。私が富山出身ということもあって、今日は歩きたいなと思って。歩いている今もちょっと実感がない部分があるけど、今日が、記念すべき日になるというのを、一歩一歩噛みしめている」
イベントのスローガンは「わたしたちはここ(富山)にいる」先頭を歩く、実行委員のなかがわさんとさわさんは10年以上にわたり、支援活動などを続けてきました。
*とやまプライドマーチ実行委員 さわさん
「たくさんの人に手伝ってもらって、予想よりもたくさんの人が来て、すごくうれしい」
参加者は性の多様性を象徴するカラフルな旗などをかかげ、誰もが自分らしく生きられる社会を呼びかけました。
*とやまプライドマーチ実行委員 さわさん
「私たちはここにいるというスローガンでやってきた。自分たちや支援者がたくさんいるのを示せたのが一歩だと思っている」
*とやまプライドマーチ実行委員 なかがわさん
「無事に開催できたということは、それだけで富山が変わってきている証拠だと思う。ただ、変わってきていると言っても、イベントで安心して外を歩けたとしても、普段の職場であったり、学校、家庭の中で、まだまだしんどい思いをしていたり、しんどい思いすら外に出せない人もいると思うので、このマーチだけではなく、普段の居場所づくりや、人に伝えていくことも続けていく必要がある」
