9月17日未明、島根県西ノ島町沖の日本海で北朝鮮の貨物船が曳航していた船が沈没した事故で、第八管区海上保安本部は18日、沈没した船から海に転落しその後救助された北朝鮮籍の男性3人を北朝鮮の貨物船に引き渡しました。
残る1人の行方を捜しています。
この海難事故は、17日午前3時ごろ隠岐・西ノ島町の西南西約104キロの海上で発生しました。
第八管区海上保安本部によると、北朝鮮の貨物船が曳航していた2隻の船のうち1隻が沈没し、乗組員4人が海中に転落したということです。
浜田海上保安部の巡視船いわみと境海上保安部の巡視船おきの2隻、それに美保航空基地から航空機2機が特殊救難隊と機動救難士とともに現場海域に急行したところ、午後0時15分ごろに漂流していた2人を発見し救助。
さらに午後1時10分過ぎにもう1人を発見し救助しました。
いずれも北朝鮮籍の男性で、3人のうち2人は意識があり自力での歩行ができていたものの、1人は心肺停止の状態で救命措置をとりましたが、医師から蘇生の見込みがないと判断されたということです。
そして18日朝には、貨物船が曳航していたもう1隻も沈没しましたが、乗組員の転落はなかったということです。
また午後1時過ぎには、救助した3人を貨物船に引き渡しました。
海保は引き続き残る1人の捜索を続けています。
