南極地域観測隊の元隊員の男性が南極での体験を伝える講演会が新潟市の小学校で9月18日、開かれました。
新潟市江南区の亀田小学校で行われたのは『南極クラス』。
南極地域観測隊の越冬隊として2年8カ月南極で生活した岡本裕司さんを講師に、南極への理解を深めてもらおうと行われました。
【岡本裕司さん】
「僕が南極に行って体験した最低気温はというと…マイナス38.9℃。マイナス30℃を超えて1時間くらい外で仕事をしているとこうなる。最初に凍るところはまつげ。上まつげと下まつげがくっついて、本当に目が開きにくい」」
248人の児童に南極大陸の大きさや日本との気温の比較、観測隊の生活などを紹介。
この日は南極に吹く風を疑似体験する機会も。
【岡本裕司さん】
「南極の風が顔にあたると、こうなるという実験してみたいと思います」
児童たちも風の強さを体感します。
【児童】
「息ができなくてちょっと苦しかった。こんな風が強い中、南極に行っていてすごいと思った」
そんな厳しい環境で観測隊員が身につけていた防寒着。児童は厚手の防寒着に身を包み、南極の厳しい寒さへの備えを体験しました。
【児童】
「重いし、暑い」
強い風に、分厚い防寒着。南極での生活がどれほど厳しいものなのか、児童たちは体験を通して学びました。
【児童】
「すごく寒くて危険なところだと思った。寒いのにあんなに頑張っているのがすごいと思った」
【岡本裕司さん】
「若いうちに色んなことに挑戦するというのを、クセづけるではないが、やっていけば、もっと自分への可能性が出てくる。なかなか色んなことに自信が持てなくても挑戦してほしいなと思う」
厳しい環境に挑み、南極に行くという自らの夢を叶えた岡本さん。
児童たちは、南極の世界だけでなく、夢を追い続けることの大切さも学んでいました。
