中国・広東省で、食用のタケノコを硫黄で燻製(くんせい)にする違法な加工が行われているとインターネット上で告発があり、地元当局が事実と確認しました。
中国メディアによりますと、中国南部・広東省清遠市で、生のタケノコを人里離れた山あいに運び、硫黄を使って燻製しているとの告発動画がSNSに相次いで投稿されました。
タケノコを白く保つために行われたとみられ、業者が燻製を終えたタケノコを作業員が袋詰めし、トラックで運び出す様子も撮影されていました。
告発したブロガーは、現場で入手したタケノコを検査したところ、二酸化硫黄の残留濃度が1キロあたり4860mgに達したと訴えています。
こうした告発を受けて清遠市の市場監督管理局は18日、公安や農業当局などと現地調査を行い、「動画で指摘された内容は事実だった」と発表しました。
当局は、違法に加工された原料や製品を差し押さえ、公安当局が関係者に対し法律に基づく措置を取ったとしています。
中国では食の安全に関わる問題が相次いでいて、8月には河北省の白菜がホルムアルデヒドを含む溶液に浸されていたことが分かったほか、9月には甘粛省で茎レタスの違法着色が発覚しています。
