東京の商社が岩手県久慈市でトラウトサーモンの陸上養殖施設を始めることになり、9月17日に報道に公開されました。メンテナンスも容易にできる国産設備を用いた国内初の施設です。
水槽を泳ぐ1000匹以上のトラウトサーモン。この施設は海洋事業などを手がける東京の商社「ニチモウ」が久慈市漁協の敷地内に整備したもので、2026年5月から運用が始まっています。
ニチモウは久慈市が4年前から取り組んでいる「久慈育ち琥珀サーモン」の海面養殖に技術協力をしていて、9月17日は施設の報道公開が行われました。
30tの水が入る水槽2基には、1.2kgに成長したトラウトサーモン1000匹と、100gのトラウトサーモン1500匹がそれぞれ入れられています。
従来の陸上養殖の設備は海外製が主流でしたが、コストが安くメンテナンスが容易にできる国産の設備が導入された国内初の施設ということです。
ニチモウ養殖開発部 戸川富喜部長
「日本の養殖業についての先駆者となるべく水産業の力になれる形で推進していきたい」
ニチモウは「久慈育ち琥珀サーモン」の出荷時期である4月から7月以外の出荷や稚魚の育成も可能かどうかを調べていくとしています。
