台風25号の動きに警戒が高まっています。
シルバーウィークに関東を直撃し千葉県に上陸する恐れがあります。
一方、台風から離れた場所でも、18日は警報級の大雨になっています。
刻一刻と列島に近づく台風25号。
まもなく最接近する小笠原諸島は大荒れに。
父島では強風が吹き荒れていました。
海は白波が立ち、風にあおられた波が何度も打ち寄せる様子が見られました。
また、18日午後3時ごろの父島の映像では、海はうねりをあげ、視界は不良に。
さらに横殴りの雨が降り続いていました。
強風に揺れるヤシの木。
バケツをひっくり返したような雨が降っています。
最大瞬間風速が45メートルと予想されている台風25号。
東京・八丈島でも、すでに高い波が押し寄せていました。
午前10時前の八丈島では、体を強く押すような風が吹きつけ、波も激しく岩場を打ち付けていました。
島では台風の接近を間近に控え、住民が建物の窓ガラスが強風で割れないように板で補強する姿がありました。
島民:
風が強くなることが多い。風はかなり用心している。油断せずしっかりと養生していきたい。
一方で、スーパーで朝から始まっていたのは“買いだめ”。
売り場ではすでに肉や野菜などの売り切れが近づいていました。
島民は「全然(商品が)少ない。何を買っていいか迷う。とりあえず2~3日分予備で買おうと思う」「冷凍食品がまだ売っている。1週間来ないとほとんどなくなる。(台風で)仕事も休みになった」と話しました。
スーパーの店長:
サニーレタスやもやしはかなり早い段階で売り切れ。2~3日すると棚には物がない状況になると思う。
一方、台風から遠く離れた宮崎県では、警報級の大雨に見舞われていました。
レベル4の土砂災害危険警報が発表された宮崎市。
屋根に打ち付ける激しい雨。
体が飛ばされそうなほどの風が吹いていました。
街は分厚い雨雲に覆われ真っ暗となり、車はライトをつけて走行していました。
さらに、道路は冠水が始まり、行き交う車は水しぶきを上げて走る姿も。
朝の通勤・通学のラッシュには、強風で傘があおられないように多くの人が慎重に歩いています。
午後2時を過ぎると、住宅街の側溝からは雨水があふれ出してきました。
さらに西都市の空は、この大雨で、もやがかかったように真っ白に。
関東に迫る台風25号。
直撃した場合、関東で一番台風が近づくとみられる千葉県。
8月、千葉県は記録的豪雨に襲われ、街の至る所が冠水し、車が次々と動かなくなり、2500台もの車が路上に放置されるなど大きな影響が出ました。
さらに9月になっても、秋雨前線の停滞で同じ場所が再び水に浸かるなど大雨被害も止まりません。
千葉市に住む夫婦は、8月の豪雨で床上浸水の被害に遭いました。
水は120cmの高さまで迫ったといいます。
風呂の給湯器が壊れ、18日に届いたばかり。
8月に床上浸水した人:
今までお風呂に入れなかったんですけど今日からやっと入ることができるが、台風がまた来るので、またこれでダメになったら不安。
わずか1カ月ほどの間に2度の豪雨被害に見舞われている千葉県。
18日から21日まで降ると予想される雨の総量を示した地図を見ると、伊豆諸島や千葉県は500mmの雨が降る紫色になっているのが分かります。
前回の千葉豪雨で被害に遭ったという住民に、台風25号の直撃を前にどんな対策をするか聞くと、「娘のお稽古に行く予定ぐらい。シルバーウィークなので警報が出たときにどうするか。電車で行かなきゃいけないので、もし電車が止まってたらお休みかな?ぐらいしか考えてない」「今まで40年近くそこにいるけど、水が出たっていうのはなかった。町内会から土のうをいくつか来てるし、ブルーシート敷いて、入るところのやつはそれで、もし来たら防ごうかな」と話しました。
台風25号は、列島に停滞している秋雨前線の影響で、接近前から雨が強まりそうです。
関東では20日(日)から翌日の21日(月)まで、長い時間、大雨になる恐れがあり最新の情報に注意が必要です。
