19日からのシルバーウィークを前に九州の南北を結ぶ大動脈はまた1本のラインで
つながりました。熊本地震の影響で一部区間で運休が続いていた九州新幹線が52日ぶりに全線で運行を再開しました。
九州新幹線は7月28日の熊本地震で線路に段差ができたり新八代駅の屋根に被害が出るなどしたため熊本と新水俣の間で運休が続いていました。
そして、18日朝の熊本駅では…。
【前田美沙希記者】
「線路でつながった絆、九州新幹線の運行再開に向け、各地から応援メッセージが
寄せられています」
「ふたたび九州がひとつになる、その日まで」。
「みずほ実り、さくら咲き、つばめ舞う日が再び来ることを願っています」。
全国各地の駅長から寄せられた応援の声も後押し。
多くの人にとって待ちわびた運行再開、その『つばめ』の始発が新八代駅に到着します。
【郡司琢哉アナウンサー】
「12番ホームに下りの『つばめ』が入線です。熊本地震以降初めてお客さんを乗せた新幹線が新八代駅へと入ってきました」
さっそく始発列車を利用した人は・・
【熊本市内から通学男子高校生】
「20分ぐらいで着いて早かったので学校も頑張れるなと思います」
その反対側熊本・博多方面へと向かう11番ホームでは。
【郡司琢哉アナ】
「上り線の到着を待つ多くのお客さんが列を作っています」
通勤通学客などでごった返していました。
【熊本市内の高校に通う女子高校生】
「これまでバスと電車で2時間半ぐらいかけての通学だったんですけど1時間弱に短縮できるので、助かるしありがたい」
【JR新八代駅 大磯 啓介 駅長】
「大変多くのお客様に利用してもらいうれしく思う。これこそ駅のあるべき姿。
震災で列車が来なくなって閑散としていたので駅員共々さみしい思いをしていた。
今回お客様にいっぱい利用してもらい感無量です」
熊本県内では新幹線と並行する鹿児島本線の宇土・八代間が復旧していないため、
JR九州では九州新幹線の熊本・新八代間では不通区間の定期券などを持っている場合、特急料金を徴収せず乗車券のみでの利用ができるようにしています。
【高校生】
「新八代駅から。親に熊本駅まで送ってもらって電車に乗り換えていました。3倍ぐらい違う」
【会社員】
「鹿児島にいく。たまたま再開の日に会議があった。近いと思っていたところに
どうしても行けなくなって。車で行くと4時間ぐらいかかる」
熊本地震から52日ぶり九州を南北に結ぶ大動脈がまた1つの線でつながりました。
