大きなシャンデリアに、鳥の剥製のような置物。
タイの首都バンコクにある豪邸で行われていたのは、日本人をターゲットにした特殊詐欺です。
現地当局が詐欺拠点として摘発し、日本人の男4人を含む14人が拘束されたということです。
押収品の中には、警視庁と書かれた警察手帳や日本語で書かれた台本も。
男らは日本の警察官を装い、日本人を主なターゲットとして「不審な金の取引がある」などと電話をかけ、送金させていたということです。
電話をかける際に使われたとみられるブースには、「誠実さと自信を見せる」「感度が低かったらたたく(相手の弱点を探す)」などと書かれたマニュアルのようなものが。
さらに、ルールのようなものが書かれたメモもありました。
この豪邸を貸していたオーナーは、特殊詐欺拠点となっている実態を知らなかったようで、「自分の家なのでこんなことは起きてほしくなかったです。人をだますような行為は許せません」と話しました。
家賃は、日本円で月額約420万円だといいます。
現地当局は、指示役とみられる中国人の男がタイ国内に潜伏しているとみて行方を追っています。
