第2次高市改造内閣が発足です。
政治資金問題で不記載があった2人を起用しました。
一方で総裁選のライバル林芳正氏は閣外へ、高市総理の狙いはどこにあるのでしょうか。
17日午後発足した、高市新内閣の顔ぶれは、“高市カラー”が色濃く出たものとなりました。
井林辰憲新国交大臣(50):
初入閣のバタバタみたいで恥ずかしいね。
事務所スタッフ:
恥ずかしいですよ~。
自らモーニングにアイロンがけする新大臣や。
不記載額1746万円 簗和生新農水大臣(47):
「(Q.不記載問題についてはみそぎが済んだ?)表現の仕方は、えー。
さらに失言問題で更迭された元大臣が、再び入閣。
初めての内閣改造。
高市総理の狙いは。
17日朝に行われたのは、この顔ぶれで臨む最後の閣議。
高市総理は17日、18人の閣僚うち、10人を入れ替える大規模な内閣改造に踏み切りました。
注目されたのが、政治資金問題で収支報告書に不記載のあった、旧安倍派の議員の起用です。
初入閣した、簗和生衆院議員(47)。
5年前の自民党の会合で、LGBTを巡り「種の保存に背く」などと発言し、物議を醸しました。
さらに、旧安倍派に所属していた時期には1746万円にのぼる不記載が発覚。
国会で釈明に追われました。
自民党・簗和生議員(2024年12月):
使途不明・不正な目的等を意味すると推察される、いわゆる裏金というものはない。
2026年2月の総選挙では、高市総理が、「もうとにかく私の大事な簗ちゃん。私の知恵袋の簗ちゃん、いなかったら大変、本当に大変です」と応援。
その“簗ちゃん”は、農水大臣に抜てきされました。
17日、不記載問題について改めて問われると、「表現の仕方は、えー、みそぎとかいう言葉ではなく、しっかりと説明責任を果たして、こういう形で役目をいただいている。大臣として職責を果たしていく」と述べました。
さらにもう1人、不記載額836万円の関芳弘議員(61)です。
関議員は、安倍内閣で環境副大臣や、経済産業副大臣を歴任。
今回、文部科学大臣として初入閣しました。
関芳弘新文科大臣:
責任は一生つきまとうものですので、どんどん前に進めるように努めてまいりたい。
“不記載議員”起用について、総理周辺は「支持率が高いうちじゃないとできない」として、旧安倍派を取り込むための「総裁選の再選戦略だ」としています。
“高市カラー”が色濃く出た人事は、他にも。
大臣として、今回、国家公安委員長など6つの役職に任命された、元警察官僚の葉梨康弘氏(66)。
法務大臣を務めていた4年前には、「法務大臣は、朝、死刑のハンコを押した時だけニュースになる地味な役職」などと発言し、更迭されていました。
葉梨康弘法務大臣(2022年11月当時):
死刑という文言を軽率にも使ってしまった。
今回は、警察組織を率いる役職に起用されました。
葉梨康弘新国家公安委員長:
実際、失敗したわけです。地道な仕事を積み重ねてきて、それが私は(高市総理に)評価されたんだと思っています。
そして、自民党と連立を組む日本維新の会からは、中司宏議員が規制改革担当大臣として初入閣しました。
このあと臨む記者会見で、内閣改造の狙いを高市総理はどう説明するのでしょうか。
