熊本地震の影響を受けた観光業を支援する「九州ふっこう応援割」は、県内の予約が1週間後に始まります。割引率は50%で、県内の宿泊施設も期待を寄せています。
【リポーター】
「ラグジュアリーツインという部屋です。景色がいいですね。贅沢なリビングルームです。ベッドルームも独立していて大きなベッドが2つあります。奥には開放的なバスルーム。このようなリッチな部屋も50%オフで楽しめるようになります」
佐賀市富士町の温泉旅館、古湯温泉ONCRI。
「九州ふっこう応援割」で、多くの予約が見込まれる施設の一つです。
【スタッフ】
「(問い合わせが)明らかにかなり増えてきた。万全の態勢を整えている」
7月の熊本地震のあと、県内では1万2000泊分の予約のキャンセルがありました。
この施設では、夏休み期間の客足に影響が出たといいます。
【古湯温泉ONCRI 真島恵祐総支配人】
「7月後半、8月の頭、お盆期間までで予約が(例年の)50%ほどしか入ってこなかった」
そんな中、1週間後に県内の販売が始まる“ふっこう割”。
1泊の場合、2万円を上限に宿泊料が50%引きとなります。
特に人気が予想されるのが“高価格帯”のプラン。
こちらの部屋は1泊2食付きが約4万円で、半額の2万円ほどで宿泊できることになります。
【古湯温泉ONCRI 真島恵祐総支配人】
「割引が50%あるので、今まで佐賀の旅館などを利用したことがないお客さんもワンランク上の過ごし方ができると思う。ぜひご利用頂ければ」
県は、旅館・ホテルなどの約500の施設を対象に2万人分の宿泊を見込んでいます。
【川野】
スケジュールを整理します。
まず、予約の開始日ですが3パターンあります。
ちょうど1週間後の24日に旅行予約サイトでの予約が始まります。
10月2日から旅行会社・10月上旬から宿泊施設への直接予約となります。
【森】
24日に予約が殺到して、2万人分が全部そこで終わっちゃうんじゃないですか?
【川野】
全体の予算を“3等分”するイメージなので、予約サイトで全部埋まる…ということはないそうです。
【平川】
佐賀県の予算は約2億3000万円ですが、ほかの九州の県と比べると規模はどうなんですか?
【川野】
ご覧のように、実は佐賀は九州7県の中で最も少ない額となっています。
国が予算を配分していて、「宿泊のキャンセル状況などを踏まえて総合的に判断した」としています。
ただ、共通しているのは観光需要を取り戻そうという狙いです。
今回の九州ふっこう割が、佐賀を含め九州全体の観光の後押しになることが期待されます。
