きょう=9月17日、第2次高市改造内閣の顔ぶれが決まりました。
連立政権を組んでいる日本維新の会からは、中司宏前幹事長(70)が入閣。維新からは初めての閣僚です。
17日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」には、永田町を26年取材している、元NHK記者で政治ジャーナリストの岩田明子氏が出演。
大臣候補には、馬場伸幸氏や藤田文武共同代表の名前もあがっていましたが「中司さんの線は最後まで残っていた。いわゆる“身体検査”などで、総合的に見て中司さんに落ち着いた」と解説しました。
■中司氏のプロフィールは…
中司氏は1956年3月11日生まれの大阪府出身で、早稲田大学第一文学部を卒業。元産経新聞の記者で国政を取材したのち、39歳で枚方市長に初当選。4期務めました。
衆議院の当選回数は3回(大阪11区)で、日本維新の会の前幹事長、現・選挙対策本部長代理といった活動実績があります。
■「まずは『やろう』という思いで」起用決定後のコメント
起用を受けての中司氏のコメントです。
【中司宏氏】「ポストというよりも、まず維新として初めての閣内ということになりますので。
しっかりと維新のこれまでやろうとしてきた政策の実現のために我々入閣をさせていただくわけでありますので。
そのことをまずは肝に銘じて、しっかりと改革の実を挙げていきたいと思っています。
いま、この場ではですね、『子供政策・少子化対策というのが入るから、かなり忙しくなりますよ、このポストは』というようなことはいただきました。
まずは『やろう』という思いで臨んでいきたいとこういうことだけですね」
■馬場氏・藤田共同代表の線も…なぜ中司氏?
維新の初入閣をめぐっては、これまでに馬場伸幸氏や藤田文武共同代表も候補として名前があげられていました。
なぜ中司氏が起用されたのか、岩田氏はこう読み解きました。
【岩田明子氏】「そもそも連立を組んだときに閣内に人を送り込まなかったのは、まず経験ですよね。優秀な人を閣内に送ってしまうと党の運営が立ち行かなくなるとか、色んな理由がありました。
その時から『中司さんは将来的に』と維新の中では話が出てましたので、ことしの夏になってから馬場さんも有力候補になりましたし、実際に馬場さんを推そうという機運もあり、実際推薦したんですけど、中司さんの線は最後まで残っていました。
いわゆる“身体検査”といいますか、事務所費のこととか、色んなことを調べて総合的に見て、中司さんに落ち着いたと」
また、維新が入閣したことで「連立が強化される」と述べました。
■豊富な“経験”も起用要因か
関西テレビ・神崎博解説デスクは、中司氏が選ばれた理由に「豊富な実績があること」を挙げました。
【関西テレビ・神崎博解説デスク】「(中司氏は)国会議員としては当選回数が3回と、それほど多いわけではないが、大阪府議会議員を務めたときは、自民党に所属していたこともある。また枚方市長を4期務めている。
行政経験もあるし、地方議員の経験もあるし、しかも産経新聞の政治記者をやられて、国会のこともよくご存じというところがあって、総合能力含めて中司さんが適任であろうと」
また、当初は「規制改革担当大臣」ではなく、「総務大臣」が良いのではないかという話もあったといいます。
【関西テレビ・神崎博解説デスク】「維新としては、やはり『副首都』をやりたいので、総務大臣が直轄するところなので、良いのではないかという話もありました。
でも、利益相反といいますか、要は自分がやりたい政策のところに維新の人が行ってしまうと、『ちょっとややこしいんちゃうか』となり、規制改革大臣に落ち着いたというところもあるみたいです」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年9月17日放送)
