熊本県内の半導体企業などでつくる協議会が日本貿易振興機構と覚書を締結です。
また、熊本大学も山形大学やドイツの研究機関と包括連携協定を締結。県内の半導体に関する海外連携が大きく進みます。
覚書を締結したのは、県内の半導体関連の産学官金でつくるくまもと半導体グリーンイノベーション協議会・KSGIと日本貿易振興機構、通称・ジェトロの熊本貿易情報センターです。今回の覚書では、KSGIとジェトロ熊本が持つ県内や海外のネットワークの連携強化などを目指します。
【KSGI 山口宜洋会長】
「海外の企業・機関との国境を越えての連携強化は熊本の半導体エコシステムの強化、そして、国際競争力の向上に大きく寄与できる」
KSGIの山口宜洋 会長は「台湾だけでなく、ドイツなどの欧米と連携を強め、
人材育成の面ではアジアなどとつながりたい」と話し、ジェトロ熊本の水野桂輔 所長も「ジェトロはあらゆるものをつなぐ組織。その強みを生かしたい」と述べました。
また、熊本大学と山形大学、そして、ドイツの研究機関・フランホーファーから2つの4者も、包括連携協定を結びました。
フランホーファーはドイツの官民連携の応用研究所で、研究結果の製品化や社会や日常生活の中で使える形にして役立てる、いわゆる〈社会実装〉に強みを持ち、山形大学は15年ほど前からフランホーファーと連携しています。
【熊本大学 小川久雄学長】
「何か新しいものができそうな予感がする。ドイツの技術と日本の技術を合わせると
『新しい技術が生まれるのでは」と感じた」
熊本大学の小川久雄 学長は「研究を社会実装に近づけるノウハウを学びたい」と、
研究での連携や製品化に意欲を示し、フランホーファー側も「熊本の中小企業が持つ
半導体の装置や材料の強みを生かしたい」と話しました。
