名古屋市内が猛烈な雨に見舞われた記録的豪雨から9月15日で1週間です。浸水した地域を取材すると、未だに影響が残っていました。
■住宅街に残る“爪痕” 医療機器の故障も
一帯が浸水した名東区の住宅街。1週間経った15日も、リサイクルショップの前にはテレビや冷蔵庫、棚など災害ゴミが積みあがっていました。

リサイクル業者:
「下から浮き上がって、沈没船みたいに」
東海豪雨を超える記録的な豪雨となった8日の名古屋。愛知県では38人が軽傷、住宅の被害が500棟を超えました。名東区などを流れる植田川は越水し、周辺の住宅や店舗に被害が出ました。
植田川の左岸から100mほどにある「星のまちクリニック」では、消毒を徹底するなど復旧作業を続け、3日後には診療を再開できたそうです。

しかし、内視鏡検査に使うベッドが故障。診察への直接の影響はないものの、多くの機材が動かなくなるなどの不具合が出ています。

待合室のエアコンも故障し、急きょスポットクーラー4台を借りたほか、注射針やチューブ、腐ってしまった棚などは破棄を余儀なくされました。
星のまちクリニックの安田院長:
「想定外の事態で(被害は)おそらく数百万円規模。止水版を頼んで持ってきてもらう処置をとりあえずしようかなと思っていますけど」
■営業再開まで1カ月以上…ラーメン店を客も“応援”
地下鉄一社駅近くにあるラーメン店「麺屋一丸はなれ」。
(リポート)
「大雨から1週間たった今日も『休業いたします』の看板が置かれていて、水に浸かってしまったものでしょうか、お店の前にはゴミなども置かれています」
店長の姿は、近くにある本店にありました。
麺屋一丸はなれの中山修治店長:
「全損なので、4000万円ぐらいかかると建築や厨房の業者さんに言われました。廃棄が出るのでそれを持っていってもらったり、まとめて運んだりするのが結構大変です」

水に浸かった冷蔵庫の修理や食器類の買い替えなどから、浸水した「はなれ」の営業再開には1カ月以上かかるといいます。
本店でも「はなれ」と同じメニューを提供していて、店を少しでも応援しようという客も訪れていました。

常連客:
「ニュースで見てすぐに分かって。また友達を連れて応援に来ます」
麺屋一丸はなれの中山修治店長:
「お客さんが本店の方に来られて『頑張ってね』というお声掛けをしていただいて感無量です。それに対して恩返しできるように、もっと頑張らないと」

