去年の国勢調査で富山市が総務省に対し、人口を実態より多く報告していた問題で、過大報告について、総務省が「居住の実態を必ず現地で確認すること」との手引きに基づかない処理があった疑いで審査していることが新たにわかりました。
15日の富山市議会。議員が質問を通告した後に国勢調査の問題が発覚したため、議会の場で論戦が交わされることはありませんでしたが、議員からは市側に説明を求める声が多く、担当職員は各会派への説明に追われました。
*富山市企画管理部 清水裕樹部長
「総務省の審査が入ったので、その審査については今申し上げることができない」
Q)意図的な水増しはあったか
*富山市企画管理部 清水裕樹部長
「そのあたりについても審査の内容に関することは私からは一切申し上げることはできない」
去年行われた「国勢調査」で富山市の人口は速報値で40万2133人と公表されましたが、「報告された数字に間違いがあるのでは」と総務省から指摘を受け、今月4日には立ち入り調査が行われました。
説明を受けた複数の市議によりますと、市側は問題を謝罪したうえで、「今は総務省の審査結果を待っている。市としての調査結果を踏まえ、公表したい」と話したということです。
また、ある市議に対しては、「居住の実態を必ず現地で確認すること」との、国勢調査の手引きに基づかない処理があった疑いで総務省が審査していると説明しました。
説明を聞いた市議の1人は…
*みどり 野上明人市議
「『具体的に答えられない』、『総務省が調べているところなのでそれ以上のことは言えない』、『お騒がせします』との話を伺った、議会は30日まである、どこかで話していただけると良い。とにかく議員もよく分かっていないんですよ」
国勢調査の確定した数値は今月29日に発表されることになっていて、総務省が正確な人口数値を公表します。
