約6.5アールの田んぼで試験栽培が行われているのは、福島県の新たなオリジナル米。品種名はこれから決まる予定で、系統名は「福島59号」という。
夏の暑さが厳しさを増しコメの品質低下が懸念されるなか、2011年から開発が進められてきた高温耐性に優れた品種だ。
福島県農業総合センター作物園芸部の吉田直史さんは「高温に強いということで、暑さが厳しい年でも白未熟粒の発生が少なくて、品質が安定しているというのが一番の特徴」と説明する。
倒れにくく生産しやすいなど農家へのメリットが多い上、コシヒカリに引けを取らないおいしさも実現。一粒一粒が大きく食べ応えがあり冷めても硬くなりにくいといった特徴もあるという。
吉田さんは「センターとしては、一般作付けに向けて種の準備を進めていくことと、栽培マニュアルの作成に向けた試験を進めていきたい」と話した。
2年後のデビューに向けて福島県では「福島59号」の品種名を募集している。募集期間は10月18日までで、最優秀賞には賞金10万円が贈られる。
