完成から12年間、開通していなかった中国と北朝鮮を結ぶ橋が、10月上旬にも開通する見通しだと韓国メディアが報じました。
韓国のハンギョレ新聞は15日、中国の丹東と北朝鮮の新義州を結ぶ新鴨緑江大橋について、中朝の国交樹立77周年にあたる10月6日に合わせ、開通の準備が進められていると報じました。
全長約3キロのこの橋は、中国側の負担で建設され、2014年に完成しましたが、北朝鮮側の接続道路や税関施設の整備が進まず、12年間、開通していませんでした。
ハンギョレ新聞は専門家の分析として、北朝鮮がこれまで中国への依存が強まることを警戒していたものの、ロシアとの関係強化で戦略的な立場が強まり、状況を主導できるとの自信を深めたことが、開通に向けて動く背景にあると伝えています。
北朝鮮は9月、ロシアと結ぶ初めての自動車橋を開通させるなど、ロシアとの関係を深めています。
また、トランプ大統領が金正恩総書記との首脳会談の再開を目指す中、中国にも朝鮮半島情勢をめぐって主導権を確保したい狙いがあるとの専門家の見方も伝えています。
