豪雨被害を受けた富山県氷見市には、かつて海外の災害で日本から支援を受けた外国人も入り復旧作業に汗を流しています。
氷見市宇波地区では、河川の氾濫によって多くの住宅が浸水被害を受け、県内外から訪れたボランティアが連日、住宅の復旧作業を行っています。
この日は、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに発足した「被災地NGO協働センター」のメンバー5人が石川県七尾市から訪れました。
その中には、外国人ボランティアの姿もありました。トルコからのエライ ジェイランさんです。
*トルコ人のボランティア エライ ジェイランさん
「3年前トルコの地震で、この団体の人たちがトルコに来てくれて、そんなに遠い国から来てくれるのはうれしかった」
エライさんは、2023年のトルコ地震の際に日本から支援を受けたことをきっかけに、その恩返しをしたいと、日本語を学び、ことしの8月から所属する「被災地NGO協働センター」のメンバーとともに、氷見や能登、熊本でも支援にあたっています。
*トルコ人のボランティア エライ ジェイランさん
「日本にいる時間をいいことに使おうと思っているので、できるだけ早く片付けて、当たり前の生活をさせたい」
さらに、日本の大学に在学中のブラジル出身の学生もボランティアに参加しました。
*京都大学地球環境学大学院生 ジャイネ サントスさん
「(日本災害対策は)とても勉強になる。ブラジルでは、政府の支援が十分ではなく、ボランティアなどのNGOも少ない。(ブラジルでは)住宅の構造も弱く危険性が高いうえ、修復も難しい」
ジャイネさんは、京都大学で水害について研究していて、ボランティアを通して得た経験をブラジルの水害による住宅被害の防止に役立てたいとしています。
こうした外国人のボランティア参加について団体の担当者は…
*被災地NGO協働センター 増島智子さん
「(助けたい)気持ちがあるので、言葉が分からないなりにも、コミュニケーションを取りながらやっている。困った時はお互い様という言葉があるように、国を越えて、支え合いの輪が広がるのはすごくいいと思う」
