先月の豪雨で被害を受け、現在も避難生活を続けている富山県氷見市の被災者。この週末、最後の指定避難所が閉鎖され、ホテルなどの二次避難先に移っています。
先月27日からの豪雨に伴って開設された1次避難所。ふれあいスポーツセンターでは段ボールのパーティションとベッドを設置した家族ごとの居住スペースで60人近くの被災者が避難生活を続けてきました。
被災してから半月が経ち、段ボールベッドでの就寝など避難生活が長引く中、市は避難者の健康リスクを解消し、より良好な生活環境を提供するため、13日で1次避難所を閉鎖し、宿泊施設や介護施設などを2次避難所とすることにしました。
2次避難所は氷見市内外の5か所で、公表はされておらず、13日までに54人の避難者がそれぞれの移動先で避難生活を始めています。
そのうち、高岡市のホテルが2次避難所となった宮本隆さんです。
母親と2人でツインベッドのワンルームで新たな避難生活を始めました。
*高岡市のホテルで二次避難 宮本隆さん
「感謝すごいしてるんですよ。もしそういう支援をしてくれなかったら寝るところがないですからね。寝泊りできる場所があるだけでも本当にありがたい。それがなかったら本当にどうしようという感じですよ」
2次避難所の宿泊費用は食事代を含めて、氷見市が負担し、市の職員が常に連絡、相談を受けられる態勢を取るほか、保健師が巡回し、避難者の健康チェックを継続することにしています。
しかし、避難者が不安を抱えるのは、避難所暮らしがいつまで続くのか見通せないこと。
宮本さんは能登半島地震の後、みなし仮設住宅として市営住宅に入居していましたが、今回の大雨で浸水被害を受け、市から市営住宅に戻れるのは、来月中旬までかかるとの説明があったということです。
*高岡市のホテルで二次避難 宮本隆さん
「今日から30日以上、避難生活が続くんだと思って愕然とした。もとの生活に皆戻りたいじゃないですか。私もそうですし」
宮本さん以外にも自宅が被害を受けた避難者を対象に市や県は次のステップとしてみなし仮設住宅の入居に向けた準備を進めていますがその見通しは立っていません。
