中国やロシアなど新興国でつくるBRICSの首脳会議が12日、インドで開幕し、中東情勢の緊張の高まりに「深い懸念」を表明し、最大限の自制を求める共同宣言を採択しました。
会議には、約7年ぶりにインドを訪問した中国の習近平国家主席のほか、ロシアのプーチン大統領、イランのペゼシュキアン大統領らが出席しました。
BRICSにはイランとアメリカの友好国であるUAE(アラブ首長国連邦)が含まれ、地元メディアによりますと、中東情勢をめぐって両国の主張の調整が難航しました。
しかし最終的には、アメリカやイランなど特定の国を名指しせず、中東情勢の緊張の高まりに「深い懸念」を表明した上で、最大限の自制を求めるとの表現で合意し、決裂は免れた形です。
また共同宣言では、アメリカのトランプ政権による関税政策などを念頭に、一方的な関税や非関税措置に「深刻な懸念」を表明しました。
