新潟県上越市の建設関係の会社経営者が病院のリフォーム工事代金をだまし取られる被害がありました。警察は9月9日までに被害届を受理し、特殊詐欺事件として捜査しています。
特殊詐欺の被害を受けたのは、上越市で建設関係の会社を経営する60代男性です。
男性は8月27日、取引先の男性から「市内に実在する医院から外壁塗装などのリフォームの依頼がある」という旨の相談を受け、病院の電話番号を教えてもらい、その番号に電話をかけました。
電話口に出たのは、病院の副委員長を名乗る男。
男は男性に対し、病院のリフォームを依頼したほか、8月29日には「抗菌剤の仕入れ先ともめてしまい、院内で使用する抗菌剤の在庫が無くなりそうなので、取り急ぎ代理で抗菌剤を代理購入してもらえませんか」などと依頼。
この依頼を受け、男性は抗菌剤の購入しようと、男に紹介された製薬会社の担当者と連絡を取ったのち、8月31日に抗菌剤150本の購入代金として現金198万円を指定された日本人名義の個人口座に送金したということです。
その後、取引先の男性から「最近、病院のリフォーム工事で抗菌剤を買うように言われる詐欺があるようだ」と言われ、9月1日に電話で相談し、詐欺が発覚しました。
警察によりますと、県外では同様の詐欺被害が多発していて、県内での被害は今回が初めてだといいます。
また、上越市内では、不動産事業者や建設関係業者に対して、同様の電話が多発していることから、警察はリフォームなどの話を受けた場合は公表されている固定電話番号を調べ、会社の実在を確認することなどを呼びかけています。
