開館2年目を迎えた鳥取県立美術館の来館者が伸び悩んでいます。
県が実施した県民対象のアンケートで、回答者の半数以上が「まだ行ったことがない」と答えたことが分かりました。
2025年3月に倉吉市に開館した鳥取県立美術館の来館者は、2025年度は目標の20万人を大幅に超える約32万人でしたが、2年目となる2026年度は2026年7月までで約5万8000人と、2025年度の同じ時期の4割にとどまっています。
こうした状況を受け、県は県民を対象にアンケートを実施。
その結果、589人の回答者のうち約半数にあたる51.4%が「行ったことが無い」と答えたことが分かりました。
理由としては「自宅から遠い」「展覧会の魅力不足」などが挙げられています。
鳥取県・平井知事:
供給者側の論理があったのかなと率直に反省をさせていただきながら、美術館のあり方をこれから年度後半、検討を進めていきたい。
アンケートの「行ってみたい企画」の質問では、「全国で話題の企画展」が46%と多く占め、続いて「有名画家の作品展」「人気アニメ、漫画」などが上がりました。
これを受け、平井知事は県民が望む企画展を展開する必要があるとの考えを示し、交通の利便性も含め2026年度後半には今後の美術館のあり方を検討したいとしています。
