福岡県議会で9日に行われた議長選では、当初の投票で自民党県議団の大島道人県議と公明党県議団の新開昌彦県議がぞれぞれ39票と同数と並びました。
ほかに無効票が6票あり、そのうち少なくとも2票が「しんかい」と名字だけひらがなで書かれていたことがわかりました。
議長選では投票の結果、
▽大島道人氏(自民党県議団) 39票
▽新開昌彦氏(公明党県議団) 39票
▽福地幸子氏(桜和会) 1票
▽無効票 6票
となって大島氏と新開氏が同数で並んだため、法律の規定によりくじ引きが行われ、新議長には大島氏が選出されました。
そして、関係者によりますと、無効票6票のうち「しんかい」と名字だけひらがなで書かれた票が少なくとも2票あった一方、残りの4票に大島氏をうかがわせるような記載はなかったということです。
福岡県議会には新開姓の議員が、新開昌彦氏のほか新開崇司氏(無所属の会)、新開嵩将氏(無所属の会)がいるため、名字だけの票は「意思の特定が不可能」として無効票と判断されたということです。
3人の“新開議員”のうち、新開嵩将氏はTNCの取材に対し「白票を投じた」と話しました。
金銭授受疑惑を証言した吉松源昭県議によると、議会運営委員会では事前に「名字だけの票は無効票になる」と確認されていたということで、「投票前に名前まで書くように注意があってもよかった」と話しました。
