四国の水がめ、高知県の早明浦ダムは一時、貯水率が5%を切りました。雨が降ったものの、貯水率の大幅な回復には至っていません。
(長尾龍希アナウンサー)
「高知県の大川村に来ています。ここは早明浦ダムに架かる橋の上ですが、現在水位がかなり下がっていて斜面に転がる大きな岩やダムの底が露出しています。そしてあちらに見えるのが渇水の象徴とされる旧大川村役場です。普段は水に浸かっていますが現在はその全体像をはっきりと見ることができます」
普段はダムの底に沈んでいる旧大川村役場。8月16日時点では屋根が露出している程度でしたが、9月8日は建物の1階部分まで確認できました。
近くのコミュニティースペースを訪れた人からは驚きの声が聞かれました。
(高松市から訪れた人は…)
「(渇水が)こんなにひどいとは。(雨が)降ってほしいと祈るだけ。自然なのでどうしようもない」
「30年前に見に来た時はもうちょっと水があった。ひどいと思う。心配。雨が降ってくれたら回復するのでは」
早明浦ダムの貯水率は午前7時時点で5%を切り、一時、4.8%まで低下しました。8日は恵みの雨が降り、午後5時現在、5%に戻りましたが、依然として平年を80ポイント近く下回っています。
気象台によりますと高知県では9日昼前にかけて線状降水帯半日前予測が発表されていて、9日午後6時までの24時間に予想される雨の量は多い所で200ミリとなっています。
香川県によりますと、制限強化による不足分は、三豊市にある調整池・宝山湖の水などで補うため、県民生活への直接の影響はないということですが、引き続き節水を呼びかけています。
