長野県内は9月10日にかけて大雨となる恐れがあります。気象庁は「8日午後8時ごろまでに長野県の南部で『線状降水帯』が発生する可能性がある」と発表しました。非常に激しい雨が同じ場所で降り続く可能性が高まっています。命を守る行動を心がけてください。
8日夕方、東海地方で発生した「線状降水帯」。
その雨雲が、夜にかけて県内にも流れ込む可能性があります。
非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、命に危険が及ぶ災害が発生する危険度が急激に高まる恐れがあります。
木曽地域には8日午後6時現在、「レベル4 土砂災害危険警報」も出ています。
土砂災害の発生しやすい場所では、早めの避難を心がけるなどしてください。
9日午後6時までの24時間予想降水量は多い所で、南部150ミリ、北部と中部100ミリとなっています。
上田市神畑では、午後4時ごろ、歩行者用の地下道が冠水し、通行止めとなっています。
JR中央西線は大雨の影響で愛知・岐阜県内で運転を見合せていて、「特急しなの」は松本~名古屋間で部分運休となっています。
8日午後6時現在、木曽地域と諏訪地域に「レベル3 大雨警報」が出ています。
8日夜遅くにかけて南部では土砂災害に厳重に警戒するほか、中部と南部では低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒してください。
県南部には線状降水帯直前予測の速報が発表されました。これはどのようなものなんでしょうか?
岸本慎太郎気象予報士:
「まず、『線状降水帯』とは、線状の降水域が数時間にわたってほぼ同じ場所に停滞して大雨をもたらすものです。今回の速報は、この線状降水帯が今後3時間以内に発生する可能性を知らせるものです。キキクルを見ると、木曽地域に発生する可能性があります。非常に激しい雨が同じ場所で降り続いて、命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。すでに木曽地域には『レベル4 土砂災害危険警報』が発表されていますが、崖や川の近くなど危険な場所にいる人は、周辺の状況や自治体による避難情報などに留意して、速やかに適切な防災行動をとることができるよう備えてください」
