きょう=8日午後4時以降、愛知県では、名古屋市、春日井市など西部地方で1時間に約100ミリの「記録的短時間大雨」に関する情報が発表されました。
また、愛知県西部・岐阜県美濃地方では「線状降水帯」が発生しました。
徳島にも今後、線状降水帯が発生する恐れがあります。
今後の大雨について、片平気象予報士の解説です。
■大雨は再びピークに
【片平敦気象予報士】
先週から続く大雨は、再びピークを迎えようとしています。
これから週末にかけても、危険な状況が続く恐れがあります。2週間ぐらいは大雨に注意が必要という呼びかけが続いている状況です。
これまでにも大雨のピークは何度か過ぎてきましたが、またあす=9日にかけてピークを迎え、危険性が高まる恐れが出てきています。
8日午後4時半の雲の様子を見ると、ひときわ白く輝いている雲の塊があります。これがもともと台風24号だった熱帯低気圧の雲のかたまりです。この雲は東北地方まで続いており、そこには秋雨前線が存在します。
■名古屋市では1時間におよそ100ミリの非常に激しい雨
この秋雨前線と熱帯低気圧がセットになり、熱帯低気圧の東側を通って暖かく湿った空気が流れ込んでいます。これが雨雲の材料となり、秋雨前線が大雨を降らせるというパターンが先週からずっと続いています。
秋雨前線の位置や湿った空気の流れ込み具合によってピークはいくつもありますが、このあとも心配な状況が続きます。
8日午後4時半の雨雲の様子ですが、名古屋市付近では1時間におよそ100ミリという非常に激しい雨が降りました。1時間に50ミリを超えると都市の排水能力がぎりぎりになるため、その倍ぐらいの雨が降ると浸水の被害が出てしまいます。
■今、雨が降っていない愛知県の東部や北部に雨雲が広がる恐れ
愛知県にかかっている発達した雨雲は、徐々に東や北へ動いており、雨が強く降っているところもだんだんとやんでくる傾向ですが、いま雨が降っていない愛知県の東部や北部に雨雲が広がる恐れがあります。
近畿地方では、午後5時すぎに和歌山県の北部にレベル4土砂災害危険警報が発表されました。
和歌山県から大阪府にかけて発達した雨雲がかかっており、場合によっては雨雲がさらに発達し、大雨の危険性が高まる恐れがあります。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年9月8日放送)
