アメリカ海軍がホルムズ海峡で約4カ月にわたり、極秘の機雷除去作戦を行っていたことが分かりました。
イギリスのフィナンシャル・タイムズは6日、関係者の話として、アメリカ海軍が約4カ月の間、夜間に特殊部隊のダイバーや無人ボートを投入し、海底に敷設された機雷の除去を進めてきたと伝えました。
アメリカ軍は高解像度ソナーを搭載した無人ボートで機雷を探知し、ダイバーが水中で爆薬を仕掛けて破壊するという、極めて危険な作業を繰り返したということです。
今年2月のアメリカとイスラエルによる攻撃開始以降、イランは国際水域やオマーン領海に機雷を敷設したと主張していて、IMO=国際海事機関は6月、航路に約80個の機雷が確認されたと発表しています。
トランプ大統領は先月、「海峡の国際水域にあるすべての機雷が撤去または爆破された」と主張しましたが、実際、すべての機雷が除去されたかどうかは不明で、多国籍連合の統合海事情報センターは「漂流機雷や未確認の機雷が残っている危険性は依然として存在する」と慎重な姿勢を示しています。
一方、イランは「機雷の位置を知っているのはイランだけだ」と主張。海峡の安全をめぐり、双方の情報戦が激しさを増しています。
記事で、専門家は「イランにとってはホルムズ海峡を支配しているという認識が切り札となり、アメリカにとっては海峡が安全だと世界を納得させることが不可欠。より重要なのは情報戦だ」と分析しています。
