大雨による冠水で1人が死亡した福島県いわき市のアンダーパスは、ポンプが稼働していたものの、適正に排水が行われていなかったことがわかった。
大雨から一夜明けたアンダーパスには水没した車が残っている。救出した跡か、窓ガラスは割れ、ドアは開いている。
9月7日に記録的な大雨となったいわき市では、いわき市鹿島町米田のアンダーパスで2台の車が水没し、このうち1台の車に乗っていた60代の女性が死亡した。
アンダーパスには、近くを流れる川に水を排水するためのポンプが設置されていたが、いわき市によると、7日は水を送る先の川の水位が上昇したことから排水が適正に行われていなかったということだ。
近くに住む男性は「裏道っていうことでここ通ることがあるんですよ、私は。だから普通はそんなに冠水なんて考えないけど。コーンを立てるとか、そういう手を早めに打ってもらった方が良かったと思いますね」と話す。
現場は県の「冠水危険箇所」にも指定されていて、いわき市は「雨水の流入スピードに排水が追い付かず急激に冠水が進行した可能性がある」として、専門的な知見も含めて検証を行うとしている。
